まだまだ敷居が高い。。と言うか、価格が高いコニャック。
その中でもシングルカスクはとりわけ高いですが、
その製造過程や蒸留所の努力を知ると
破格なお酒だと言うことを実感させられます。
プロプリエテールと現地では呼ばれる、
日本では「シングルカスクコニャック」の愛称で呼ばれています。
プロピリエテールはコニャックの原料であるブドウの栽培を、
その土壌造りから行い、蒸留、熟成、ボトリングと、
全ての工程を自社で行う生産者の事です。
現在では10社程度のプロプリエテールがありますが、
ラニョー・サブランはグランシャンパーニュの中でも、
最も優れた土地といわれる場所に46ヘクタールの畑を有し、
高品質のブドウを育て、
湿度によって分けられた熟成庫で熟成した原酒を、
長年の技術を駆使しブレンドしているそうです。
大手のコニャックメーカーのように、
あちこちの畑で収穫された葡萄原酒を買い付け、
熟成し、ブレンドするのとはエライ違いで、
日本の清酒や焼酎の様な繊細な作業を経た後にボトリングされています。
詳しくは『田中屋』さんの記事が
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/world/080507_tokyo/index.html
こちらに出ていますので、じっくりと読んでみて下さい。
今回紹介するラニョーサブランは、
グランドシャンパーニュで葡萄を栽培していたブリアン家が、
1945年に自家蒸留を始め、蒸留したコニャックを樽に詰め、
大手メーカーに販売していましたが、
ガストン・ブリアンの娘ドニーズと、その夫マルセル・ラニョーが家業を継ぎ、
二人の娘アニー・ラニョーとその夫ポール・サブランが家業を継いで、
酒名をラニョー・サブランとし、受け継いだ畑で、
ユニブランとフォル・ブランシュ種の葡萄を栽培し、
リムーザン・カスクで熟成されているそうです。
毎年限定生産されると言われるフロリレージュのグラス付きのセットは、
このコニャックを味わうための最高のグラスが2脚セットされていて、
少し脚が長く持ちやすいグラスですが、
香りの立ち方や口触りの感覚は、
このコニャックの良さを更に引き出してくれる逸品です。

★ラニョー・サブラン フロリレージュ グラス付き 46度 700ml★
テイスティングノートは、
コニャックの聖地「ドンナ・セルヴァーティカ」さんのブログへどうぞ!
http://donna.usukeba.com/u/donna?blog_tag_id=3852
そう言えばドンナへは長いこと行ってないなぁ。。
古屋敷さんスンマセン。。。必ず近々。。
0 件のコメント:
コメントを投稿