グアドループ島のラム。
シャープな切れとがっちりとした味わいが楽しめる、
濃い味わいのオススメラムです。
グアドループ島は、カリブ海の西インド諸島の一部で、
蝶が羽を広げたような形をした島。
フランス系のラムを造る小さな島ですが、
ボローニュ、ライモネンク、ダモワソー、モンテベロ、カルケラと、
フランス系ラムの中核をなす硬派な印象を持つ味わいのラムを造る島です。
蒸留所はとても古くて小さな15段の銅製蒸留塔を使用し、
ホワイトラムはステンレスタンクで貯蔵され、
ボトリングされます。
熟成にはバーボン樽が使われていて、
アンブレは2年前後、
ヴィユーは必ず6年以上熟成されているそうです。
1997年には3つものメダルを受賞したと言う、実力派の蒸留所。

ドメーヌ ド セヴラン 6年 45度 700ml

ドメーヌ セヴラン 1996 45度 700ml
ホワイトラムとリキュールの在庫は無くなってしまいましたが、
飲み応えのある6年と、ヴィンテージの2種類が残り僅かとなっております。
tafia多東さんの蒸留所データを転記します。
Domaine de Severinドメーヌ・ド・セヴラン
97115 Saint-Rose,Guadeloupe
<製法>
バステールの北部の町、サン・ローズにある。ここからライモネンク蒸留所までは20分位の距離である。機械刈りと手刈りの両方を使用。起伏が激しい地形の畑が多いため、手刈り率が高い。蒸留所のシンボルとも言える大きな古い水車と電力を動力として併用している。2回プレスしてジュースを絞る。バガスは使わないため、畑に蒔いている。発酵槽は製パン用イースト酵母と硫酸アンモニアを入れる。古くてとても小さい15段の銅製蒸留塔を使っている。銅は蒸留に非常に適している。60~80%のアルコールを得る。蒸留が終わったらステンレスタンクへ入れ加水調整する。瓶詰めの空き状況待ちなので、ステンレスタンクで保管する期間は特に決められていない。熟成には、バーボン樽を使う。新樽やワインの樽はタンニンが出すぎるので使わない。アンブレは2年前後、ヴューは必ず6年以上熟成させる。現在商品化しているヴィンテージで一番古いものは1976で30年熟成している。ブランにフルーツや香辛料をつけたパンチも作っている。97年には3つのメダルを獲得している。
<特記事項>
蒸留所の経営を支えるため、敷地内で食用ザリガニを養殖したり(蒸留所裏のレストランで食べられる)地元の唐辛子ピモンをつかったソースなどを作って販売している。広い蒸留所の敷地は、案内ガイダンス付きの小さな電車で見学することができる。
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