1825年に8人の地元農業従事者が共同で蒸留の事業を始めたのが、
この蒸留所の始まりだそうです。
最大生産能力が9万リットルと言うとても小さな蒸留所
『エドラダワー』
蒸留所の敷地の真ん中に小川が流れ、
その小川を挟んでモルトが造られる建物と管理する建物が分かれています。
1925年にウィスキーのブレンド会社に売却され、
当時では世界で一番高いといわれていた
ハウス・オブ・ローズやキングズ・ランサムなどのブレンド用として使われて居ましたが、
キャンベル・ディスティラリーズに買収された後、
ペルノー・リカールへと吸収される事になりました。
ペルノー・リカールはこの小さな蒸留所の設備を変更することなく
高品質のモルトを蒸留し続けましたが、
年間9万リットルと言う小さな製造能力は、
巨大企業のポートフォリオにとっては小さすぎ、
シーグラムを買収した2002年に遂に売りに出されてしまいました。
ボトラーのシグナトリーに買収された後、
ラフロイグの蒸留所所長だったイアン・ヘンダーソンが
エドラダワーの製造を引き継ぎ、
今までの経験と知識を活かして、
カスクストレングスのラインナップや、
様々な熟成年数、フィニッシュシリーズなどを生み出し、
クリームリキュールまで発売を開始しました。
そしてイアンらしさと言うピーティーなモルトをも生み出し、
長い間休止していた蒸留所の「バレチン」という名前も復活させてくれました。

エドラダワー ポートフィニッシュ 10年 56.3度 500ml
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これからの「エドラダワー」と「バレチン」から
どんなボトルが出てくるか!楽しみの一つですね。
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