最近「自炊」にはまってます。
溜まりにたまった本や雑誌をカットして、スキャナーで取り込み、
iphoneやipadで読みましょうと言う「自炊」
本を裁断するときはちょっとためらいがありましたが、
最近は慣れてしまってザクザク切り刻んでますw
棚の奥の方に入っていて、
いつか読もうと思っていた本が出てきたり、
こんな本があったのか!とプチ感動したり。
そんな自炊された本の中に「CIGAR & LIQUOR」と言う本がありました。
こんな本買ったっけ?と買った事すら忘れてましたが、
読んで見るとなかなか面白いので早速自炊。
色んなジャンルのお酒とシガーのブランドを指定してマリアージュを楽しみましょう!
と言うなかなか面白い本ですが、
一番最初に出てくるのが「ヘネシーXO」と「コイーバ・エスプレンディードス」
大御所同士のマリアージュで、納得と言うか、
もう一ひねり欲しいなぁ。。。
この本を読んでて思い出したのが、
ウィルソン&モーガンのアベラワー・ラムフィニッシュ。

★ウィルソン&モーガン アベラワー 1989 ラムフィニッシュ 46度 700ml★
蒸留:1989年
ボトリング:2005年
アルコール度数:46度
香り:干しブドウ、オレンジの皮、洋梨、青りんご、バタービスケット
味わい:とても上品で繊細な味わい。
水を加えなくても、とてもソフトで、
優しく、喉元を暖かなニュアンスを残して、
通り過ぎていき、
もう一度、青りんごやバターのような味わいが感じられます。
フィニッシュ:おとなしいスパイスや、
ナッツのようで居て、甘さも感じます。
少し遅れて、ビターな味わいが上がってくるような感じ。
オフィシャルのボトルからは想像出来ないような味わいで、
ウィルソン&モーガンの主催者、
ファビオ・ロッシの奥様が、
このモルトを愛してやまないそうです。
フィニッシングされたラムの樽は、ヴェネズエラ産のラムを使用し、
上品な味わいでそれほど長期間使っていない、
質の良い樽を使用しています。
ボトラーのウォルター・ロッシの奥様は、
このアベラワーと葉巻の相性が好きだそうで、
パルタガスのセリーD・NO.4がピッタリ合うよ!と話していた事を思い出しました。
ラムネイションのボトリングに使ったラムの樽に、
アベラワーをマリッジングさせたこのモルトですが、
ヴェネズエラ産のラムと言うところがミソですね!
葉巻に関しては『シガークラブ』さんへ!
シガークラブ
http://www.cigarclub.co.jp/cigarlist.html
『アベラワー』
スペイ川の東に蒸留所があり、
ベンリネス、ダルユアーイン、グレンファークラス、クラガンモア、トーモアなどと
ご近所さんの蒸留所です。
1879年の創業で320万リットルと言う、この地域では最大の生産能力を誇ります。
もともとはキリスト教の修道士が建てた礼拝堂があった敷地に蒸留所が建てられ、
ペルノー・リカールが所有してからは、フランスで人気のモルトになり、
多種多様なボトリングでフランス市場を潤しているそうです。
スペイサイド特有とも言うべきミディアム~フルボディの味わいで、
ミントのニュアンスも引き出す大きなスチルは、
ヨーロピアン・オークでの熟成にも耐えうるパワフルさも同時に造り上げ、
アベラワー独特のクリーミーさを生み出しています。
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