銀幕の雫: 世にも奇妙なマダガスカル産

2008年12月12日金曜日

世にも奇妙なマダガスカル産

珍しいマダガスカル産のラム。
Dzamaと書いて「ザマ」と呼びます。
日本に入荷していたのは
目の粗い藁のようなもので出来ている袋に
包まれた3610年と3ラインナップ。


度数が52%と最も高く、シャープな印象が
強かった3年は申し訳ありませんが、現在品切れ中です。
やや甘さを増し丸みを帯びたオレンジのような風味の
6年と10年は45%。ストレート、ロックで飲むには
ちょっと変わってて面白いと思います。

同社では他にもバニラ入りのラムや、
もう少し廉価版のラムも生産しているようです。


ところで、何が変わっているかと言うと、
ラムなのにどの熟成年数のものも柑橘系の風味
とても強いのです。
以前、ベルギーのお土産でオレンジの蒸留酒を
頂いたことがあるのですが、
そのお酒のことをいつも思い出してしまいます。

少し前のFOODEXに生産者の方が来日しておられたので、
気になっていたことをここぞとばかりに質問してみました。


このキュラソーのような
甘いオレンジのような味わいは何事?
グランマニエでも混ぜてるの?

しかし、もの凄い素敵な笑顔で
はっはっー!それは教えられないよー!!
と、バッサリ。
調査は失敗に終わってしまいました。

ただ個人的な感想としては、
なんにも手を加えていないのであれば
加えてないって言うんじゃないかなぁ。
グランマニエとは言わないまでも、なにかしらの
香り付けなどしているんじゃないかなぁと思っています。

とはいえ、結果的に美味しいものになっていれば
どっちでもいいんですけどねー。

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