銀幕の雫: プリンセス・トヨトミ

2011年6月7日火曜日

プリンセス・トヨトミ

2週間程前から腰の調子がどーも良くない。。
痛いと言うよりも、ムズムズした感じが続いてて、
昔やったギックリ腰の痛みとは違うねんけど、
足の付け根のおしり辺りから右足の膝の裏側辺りまでが、
なんかヒリヒリした感じで、
夜寝る時もなかなか寝付かれへん。

遂に腰の痛みが走ったと思ったら、
まともに歩かれへんぐらいの右足の痛さも一緒に発生して、
こらアカン!
マッサージに行ったり、ジム通いを始めたりしてみたけど、
痛みは治まったり、復活したり。。
どーもこーもあらへん状態。

普段は薬を飲んだり医者に行ったりと言う事を
極端に避けてる私ですが、
昨日の会社の帰り、新宿駅に着いた湘南新宿ラインを下りて、
改札へ向かう階段を上り始めた時、
いつもは誰かと競う様に先頭を駆け上るところが、
手すりに掴まって一段ずつしか上られへん様になってしもた。。

意を決して?会社を休んで形成外科へ。
レントゲンとテストを受けた結果、
「座骨神経痛」です。
まぁ年齢から来る物もあるでしょうね~
40を超えると色々と起こりますから、
気を付けてください。
と、明るい先生のありがたいお言葉。

先週、岡本さんがおススメしてた「プリンセス・トヨトミ」を買ってて、
土曜日から読み始めてたけど面白い。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)/万城目 学

¥750
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ここは、腰の痛みを忘れるために、
ゆっくりと家で養生せねばと、
続きを読み始めました。

上町台地、谷町筋、OBPに空堀商店街などなど、
懐かしい地名が出て来て、
長い事帰ってない故郷を思い起こしつつ読みふけりました。

主人公が空堀商店街の住民で、
お好み焼き屋「太閤」って店をやってると言う設定。
谷町筋から空堀商店街を下る所にあるお好み焼きと言えば
「富紗屋(ふさや)」とちゃうの。
空堀商店街の谷町筋と反対側にも新店があるけど、
本店は坂の途中のこの店で、
単品でお好みと焼きそばを頼む事も出来るけど、
基本はコースで食べるのがオススメ。

松田優作が好きやったと言う所から名前が付いた「優作鍋」から始まって、
色んなお好みと焼きそばが食べられる。

作者のあとがきに「富紗屋」の事が触れられてて、
やっぱりなぁ~とニヤリw

しかし、本を読んでて懐かしい地名を見るたびに
その場所へ行ったときを思い出してしまうし、
臭いは記憶に残らないと言われてる様ですが、
懐かしい大阪の臭いがくっきりと思い出されて、
ちょっとホームシック気味。。。

本の内容はと言うと、
面白い!
大阪人ならではの人情アリ、歴史アリ、
すっきり爽快にさせてくれる謎解きアリと言う感じで、
一気に読んでしまいました。

これが映画になるとどうなるのか?
ちょっと映画館に行く勇気はなかなか持たれへんけど、
見るんやったら大阪に帰って、
向こうで見たいなぁと。

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