ガイアナ共和国(ガイアナきょうわこく)、
通称ガイアナは、南アメリカ北東部に位置する共和制国家である。
東にスリナム、西にベネズエラ、南にブラジルと接し、
北はカリブ海、大西洋に面する。首都はジョージタウン。
南アメリカで三番目に小さい国であり、
ベネスエラとは現ガイアナ領のグアヤナ・エセキバを巡って、
イギリス領時代の19世紀から領土問題を抱えている。
ラテンアメリカよりもカリブ海諸国と文化的に近く、
南アメリカで唯一英語が公用語の国である。
(wikipediaより)
カリブ海諸国と文化的に近いとはいえ、
やはり大陸の河川沿いで造られているラムですので、
島物のラムに比べると、
どっしり、ずっしりとしている骨太系のラムです。
その分しっかりと熟成も効き、
香りの特徴としてゴムや石油の様なという、
悪い意味ではなく、良いニュアンスとして、
テイスティングコメントでは使われることもあるようです。
これは原料であるサトウキビの旨味を上手く引き出した結果と言われ、
イギリス系のラムである事もあって、
モルト好きの方たちに好まれるドメインの一つとなっています。
この地域には、
XMやエルドラド、レモンハート(一部のみ)などがあり、
BBRやプランテーション、ケイデンヘッド、サマローリ、ブルームスバリーなどの、
シングルモルトボトラーも多数オリジナルラムとしてボトリングが行われています。
中でもエルドラドは今は無い蒸留所の蒸留器を運び込み、
ウィットブルグ、エンモア、ポートモーラントの3つの蒸留所の原酒を、
シングルカスクとしてボトリングもしています。
詳しくはこちらをご参照ください↓↓↓
http://seijoishii.usukeba.com/e32929.html
ラムネイションではこのドメインより2種類を定番としてボトリングしています。
デメララ・ソレラ No.14


Appearance
琥珀色、
活き活きとしたオレンジのような色合い。
Nose
とても調和の取れた香り。
反面、サトウキビジュースのニュアンスがあり、
ホワイトチョコレートやバナナ、フルーツキャンディーの香りがある。
最後に香油のような香りも感じられる。
Palate
いつまでも口の中に残して痛くなるような
新鮮なハーブのような味わいが優しく口の中に広がります。
Aftertaste
まずはドライな味わいが直球でやってきますが、
樽由来の木の味わいやサトウキビやサトウキビジュースの味わいが、
まろやかな甘さと一緒になりながら残ります。
Comments
とても優しいラム。
優雅な印象が初心者にもオススメできる
イギリス領ガイアナの特徴を上手く伝えているラムです。
★ラムネイション デメララソレラ No.14 40度 700ml★
デメララ 23年 1985年蒸留


Appearance
濃い琥珀色。樽からの影響が強い色合い。
Nose
とても深く閉じられているよう。とてもゆっくりと開き、完璧ともいえるバランスでサトウキビジュースやレーズン、アーモンドペーストのような香りがあります。
Palate
優雅で偉大な味わいのラム。サトウキビジュースの味わいがバランス良く、長期間樽の中で上手く熟成されていた事が感じられる。
Finish
終わりがないように感じる。他のラムには見られないほどの粘度があり、親しみ易く甘さがあり、いつまでも記憶に残るようなフィニッシュが楽しめます。
Comments
イギリス領ガイアナの実力をうかがい知る事の出来る一本。とてもきらびやかで、気軽に飲めて印象に強く残る忘れられないラムです。
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