キルホーマンのスニーク・プレビューが載っていました。


アイレイの新しい蒸留所。
そう言えば蒸留開始から3年目かぁ。。


Tasting Notes: Kilchoman 3yo Sneak Preview!!
プレリリースのサンプルボトルでのテイスティング。
サンプルボトルのラベルを見る限りでは、
Cask 207/09
Distilled March 2006
50ppm
4 months sherry butt finish
Barley variety is Optic
Strength: No idea yet.
以上のように表記されているようです。
樽は1樽なのか?2樽のヴァッティングなのかがはっきりとせず、
アルコール度数もはっきりとしていないのが愛嬌ですね。。。
正式リリースの物ではなく、
あくまでもテイスティング用にサンプリングされた物で、
正式には数千本がボトリングされる物と思われるとの事です。
小売価格はまだ公表されていない今、
もしこのサンプルボトルがオークションにかけられれば、
本当のファーストボトリングとして数千ポンドの価格が付く可能性があるかもしれません。
と、そんなもったいないボトルを惜しみなくテイスティングしています。
Colour:
白に近い黄色。
本当に明るい若いウィスキー。
Nose:
煤、レモン、亜麻と、シェリーの甘さが際立っている。
ぼんやりとだがショートブレッド、甘いビスケットのような香り。
フェノール香とスモーキーさがピーティーな香りと上手くマッチしている。
葉っぱの香りやハーブの香りが篝火の香りを伴いながら感じられる。
Palate:
口に含むと舌の上でアルコール感が爆発するよう。
焚き火や唐辛子、胡椒等の味わいが爆発したようで、叫びたくなる。
まるで火のついた木を舐めたようだ。
これらの表現はあくまでも良い意味で、
最高の評価だと思って欲しい。
非常にタリスカーに似ているが、
50ppmものピーティーさから、
もっと骨太にした感じとも言える。
アードベック・スーパーノヴァとはひと味違う、
ピーティーさが新しい発見をもたらしてくれる。
Finish:
大きく、とても辛い。
胡椒のようだ。
と、褒めているのか?けなしているのか?遊んでるの?とも取れるテイスティングですが、
まだまだ若い3年熟成ですので、
今後が楽しみなモルトになりそうです。
ここまで辛いと書かれると、
やっぱり一度は飲みたくなりますね。
ニュースピリッツが6千円程度だったので、
この3年熟成は一体いくらになるのか楽しみですが、
希少価値、ファーストボトリング、アイレイの新しい蒸留所など、
モルト好きにはたまらないキーワードが詰まったモルトですので、
争奪戦になる事間違いなし。
そう言えばアランの最初のリリースの時もこんな雰囲気がありましたが、
今では。。。
小さな蒸留所ですので、
飲む人達が育ててあげると言う気持ちで、
温かく見守って行きましょうw
キルホーマンのwebページはこちら
http://www.kilchomandistillery.com/
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最新モルト情報満載です。
facebookでモルト・アドヴォケイトの、
John Hansellさんがテイスティングコメントを出していましたので、
追記で。
http://blog.maltadvocate.com/2009/10/12/review-kilchoman-inaugural-release-whisky/
Kilchoman, “Inaugural Release”, 46%, £37.00
バーボン樽で2.5-3年熟成され、
最後の半年をシェリー樽でマリッジングされた、素晴らしい仕上がり。
古の色々なモルトのレシピを周到したかのような、
オイリーでピートの効いたスモーキーなモルト。
コールタールや靴のポリッシュ剤、濡れた羊の匂い(?)が感じられ、
りんごやキャラメル・ファッジ、ブラックベリー・ジャム、金色のレーズン、
バーボン樽の内側の焦げたニュアンスやリコリスの味わいが、
辛いハーブの味わいと一緒に、スモーキーで、
燻る様に鼻腔に抜ける。
バランスは完璧で、若い熟成ながらもスモーキーなモルトが好きな方には、
たまらない仕上がりになっています。
Advanced Malt Advocate magazine rating: 92
モルト・アドヴォケイトのオフィシャルポイントも公表され、
92点とは凄い評価ですね!
価格も37ポンドと決まり、日本の店頭価格にすると、
1万円前後って言う感じですかね?!
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