最後は「グレンエルギン」
Glen Elgin 1998/2009 'Managers' Choice'
(61.1%, OB, cask #3678, 534 bottles)
リフィルシェリーオークでのフィニッシュ
Colour:
麦わら色
Nose:
力強くクリアな香りで、
最初はかすかに樽の内側の焦げた感じがありますが、
暫くするとアーモンドやパラフィン(灯油?)のような、
シェリー、橙、オレンジのような香りが出てきます。
加水すると、ドライで青草のような香りが特徴的で、
古い胡椒や、ほんの少しハムのよう、
少し時間を置くと、ミントや、
まるでアブサンのような香りがある。
Mouth (neat):
力強くオイリーで豊かな味わいがあり、
胡椒のような味わいとシェリーとバニラのような味わいが交互に感じる。
とても良い飲み心地で、このモルトは機会があればまた飲みたいと思える。
With water:
グレンエルギンというモルトの固定観念や先入観に負けず、
充実感がありクリーミーでフルーティー、
そしてスパイシーな素晴らしい味わいがあります。
ビターオレンジやシトラス、胡椒、バニラやラムなどを思い起こさせてくれて、
とても素晴らしい組み合わせの味わいが口の中で広がります。
Finish:
長く、味わいが代わることなく、
さらにジンジャーの味わいが追加されたフィニッシュが、
いつまでも楽しめます。
Comments:
とても素晴らしいグレンエルギンで、
高いアルコールのままでは難しい表情があるが、
加水して口の中をまるで泳ぐような素晴らしい仕上がり。
鼻から抜ける香りも秀逸。
SGP:451 - 86 points.
コメントの割にはポイントが低いように感じますが、
なんだか上手そうなモルトですね。
取り敢えずは定番の12年で我慢しておきましょう。。。
ワインパーフェクト
★グレンエルギン 12年 43度 700ml★
最後に総評としてコメントがありましたので、
こちらも適当英語ですが、入れておきます。
Quick conclusion:
若いカーデュ、オーバンは私の感想ではクリーンで、
とても素晴らしいモルトに仕上げられていて、
クオリティの高いモルトだといえる。
グレンエルギンとリンクウッドはとても良いモルトで、
この世でのめる同じ銘柄の最高峰と言っても良いかもしれない。
モートラックは蒸留所の良い部分が出ていて、
ティーニニックはとても素晴らしい小さく、現代的な樽を選んだと評価したい。
このシリーズを通して言える事かもしれないが、
本当に楽しいシリーズが出来上がった!
上手い締めくくりですが、
日本では飲めないのが残念。
イギリスだけでの販売と言う事で、
ほんの少量だけでも良いと言う条件を付けて探してもらっていますが、
なかなか価格に見合う見積もりが出てこないですorz
高くて手が出ないということは、
やっぱり既にコレクターズアイテムになっているんでしょうね。
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