ティーニニック

マネージャーズチョイスの2本目。

ティーニニック
Teaninich 1996/2009 'Managers' Choice'
(55.3%, OB, cask #9802, 246 bottles)

リカスクされたアメリカンオークの樽でマリッジングされています。

Colour:
　金色

Nose:
　マネージャーチョイスと一緒に「Jean Boyer」の
　同じ年の物と比較テイスティングをしていますが、
　レモングラスのような香りと、
　樽由来のヴァニラの香りがあり、
　バナナのような、アーモンドのような、
　ベリー系のような香りが複雑に絡み合って感じられます。
　その香りはまるで若いラムのような香りで、
　一緒にバナナやヴァニラのような香りが際立っています。

With water:オーク樽由来の味わいが印象的。
　生姜や温かいおがくずのようなニュアンスが感じられます。

Mouth (neat):パンチがあってクリーミーな味わい。
　ヴァニラの味わいが印象的で、とてもモダンな感じのモルトです。
　グレンモーレンジアーティザンカスクや、
　グレンリヴェットのナデューラを思い起こさせるような味わいで、
　とても甘いオーク樽由来の味わいに隠れて、
　りんごのような爽やかな酸味が印象的です。
　
With water:
　とっても甘く、ヴァニラや控えめな蜂蜜の味わいがあり、
　シトラスなどの柑橘系の味わいも感じられます。

Finish:
　長く、オーク樽の味わいが残り、
　紅茶や白胡椒のような味わいが残ります。

Comments:
　モダンなモルト。
　少し人工的な味わいが感じられるが、
　若く甘いオーク爆弾とでも呼びたいモルト。
　とても楽しいモルトなので、
　ぜひ銘柄を気にせずブラインドで試してみて欲しい一本。

SGP:641 - 84 points.

かなり甘めでおとなしいモルトのようですね。

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ワインパーフェクト

★ティーニニック★