みっちり2時間、
ボウモアのみ。
ちょっと辛いかなぁと思っていたにもかかわらず、
かなり詳しい話が聞けて面白かったです。
テイスティングは6種類。
ニュースピリッツ、12年、18年、ワイン樽熟成の16年、25年と、
成城石井限定でボトリングしてもらった、
ボウモア・シングルセレクト。

シングルセレクトの販売は今年春から行っていますが、
遅まきながら始めて飲ませていただきました。
セミナーはと言うとボウモアの歴史から土地の特性、
原料やピート、モルティング、蒸留、熟成と、
かなり詳しくブランドマネージャーさんがご自分で蒸留所を訪れた際の写真を使いながら、
普段は見れないようなところの写真を交えながら楽しくお話を聞かせてくれました。
そして、初めて飲むボウモアのニュースピリッツ。
荒々しさだけがあって香りや味わいに特徴が無いのでは?と、
勝手に思い込んでいましたが、
モルとの、特にボウモアだからなのか?
フルーティーでパイナップルのような香りがあり、
口に含んだ時の広がりや鼻から抜ける香りに、
しっかりとピートの香りが含まれていて、
このままボトリングして家で飲みたい!って思ってしまいました。
そんなニュースピリッツを樽に入れ熟成させていきますが、
ボウモアの樽の利用率はバーボンとシェリーの2種類が大半で、
その中でもバーボンの使用率が高いそうです。
どうしてもサントリー様なのでバーボンと言うよりも、
テネシーウィスキーの印象を強くイメージしてしまいますが、
その辺はこだわりなくアメリカから樽を輸入し熟成に回されているそうです。
12年はバーボンとシェリーのブレンド、
18年はバーボンの方を強く使い、
16年は酒名の通りワインのカスク。
ワインの銘柄は明かせないそうですが、
サントリー様保有の「ラ・・・・」だそうです。
(ワインの知識のない私にはいったい何のことやら???)
25年はさすがの風格でしたが、
手前味噌の弊社オリジナルのシングルセレクト。
世界的に流通していたシングルセレクト8年は、
既に終売していますが、
蒸留所にあった最後のロットをボトリングしてもらい、
オリジナルボトルとさせていただきました。
(ちなみにボウモアのボトリングはエジンバラで行われていて、
蒸留所からはタンクに詰められ船でボトリング工場へ運ばれるそうです)
8年熟成ですが、
バーボン樽100%のこのボウモア。
かなりパンチがあります。
味わいの主張にも負けずにグラスから立つ香りが強く、
バーボン樽由来のヴァニラのような甘い香りと、
ピートの香りが味わいに上手くマッチしています。
シェリーとブレンドされ世界的に流通されている12年よりも味わい的には濃く感じられ、
熟成年数が若い分口に含んだ時の膨らみが大きいようにも感じました。
少し水を加えて伸びの良い味わいを楽しむか、
ソーダ割りでもスイスイ飲めそうなオススメのボウモアです。
モルト初心者や女性にも受けそうな、
難しいウンチク抜きで、純粋に旨い!と思える一本ですので、
是非お試しくださいね!!
ボウモア・シングルセレクトは、
成城石井各店または、
成城石井.comで絶賛発売中です!!!
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