銀幕の雫:  ■ マイクロブルワリー ■

2009年1月5日月曜日

 ■ マイクロブルワリー ■

スモールバッチがもてはやされた20年ほど前から、
西海岸を中心にマイクロブルワリーと呼ばれる、
スピリッツを蒸留する小さな蒸留所が、
いくつか産声を上げ、
この所人気を集めています。

バーボンやアメリカンウィスキーとは一味違う、
ちょっと高価なアメリカン・マイクロブルワリーのウィスキー。

クレア・クリーク蒸留所は、
オレゴン州のポートランドで、
1980年代の後半から地元で採れた果物を使って、
オードヴィーやリキュールを造っています。

この蒸留所のオーナー、
スティーブ・マッカーシーの本当に造りたかった、
まるでシングルモルトのような味わいの、
アメリカンウィスキーが1990年に誕生し、
彼の名前を酒名に付け、
McCarthy's Oregon Single Malt Whiskey」が生まれました。

ピートを焚かれたスコットランド産の、
大麦で造られたウォッシュを原料に、
小さなホルスタイン・ポットスチルと呼ばれる蒸留機で蒸留し、
シェリー樽とオレゴンオーク樽で最低3年以上熟成され、
マリッジングされてボトリングされています。

しっかりとしたピートの香りがあり、
味わいも骨のある味わいがあります。

まさにアメリカ生まれのシングルモルト。

モルト通にちょっと変わったものをと思った時に、
こういうのはいかがでしょ?!

http://clearcreekdistillery.com/whiskey.html


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