落ち着かせる物もあるようです。
シェリー樽での熟成や、
フィニッシュが全盛でしたが、
シェリー自体の生産・販売量が、
一大消費地であったイギリスのシェリー離れの影響も大きく、
モルトを熟成させる用の樽が不足ぎみになったこともあり、
ここ最近では様々な樽でのフィニッシュが出てきています。
ホワイトオークと呼ばれる樽は、
その殆どがバーボン樽で、
コニャックやワインなども最近見られるようになって来ました。
ウィルソン&モーガンでは、
イタリアのボトラーと言う特徴と、
昔から彼らが使っていた生産者を指定した、
マルサラの樽を使って熟成させています。
このマルサラフィニッシュは、
ウィルソン&モーガンだけのオリジナルじゃないでしょうか?!
本日はマルサラフィニッシュを2種類ご紹介します。

★【16%OFF】 ウィルソン&モーガン クライヌリッシュ 1996 マルサラカスクマチュアド 60度 700ml★
マルサラ樽でのフィニッシュ
蒸留:1996年
ボトリング:2008年
他の樽でも成功した実績のあるマルサラフィニッシュです。
伝統のあるスコットランドのクラフトマンシップと、
陽気なイタリアのフレーバーが上手くマッチしたボトルです。
香りはマスタードや蜂蜜、甘くスパイシーな個性があり、
研ぎ澄まされたクライネリッシュの、
完璧なナッツのような香りは、
しっかりと残っています。
レーズンやシロップなどの特徴を持つ、
マルサラの影響を受けた香りが特徴的です。
この偉大なモルトに甘さと複雑さを加えた、
コニッサーも満足の行く味わいがあります。

★【25%OFF】 ウィルソン&モーガン マッカラン 1998 マルサラフィニッシュ 46度 700ml★
蒸留:1998年
ボトリング:2008年
熟成:マルサラカスク
イタリアを代表するマルサラの樽を使い、
熟成させたウィルソン&モーガンの新しい提案のモルトです。
今までにクライネリッシュやアベラワーなどをリリースし、
世界各国で好評を得てきているシリーズです。
今回は10年熟成のマッカランを、
このマルサラフィニッシュでリリースし、
その実力を更に知らしめる事になりました。
スペイサイドのマッカラン特有とも言える、
骨太で香りが豊かな
マッカランを、敢えてマルサラカスクでマリッジングし、
その特徴を更に引き立たせています。
マルサラカスクでフィニッシュする事により、ナッツのような
フレーバーの代わりに、
豊かな洋梨や蜜蝋やミントのようなニュアンスが、
強く感じられるようになりました。
比較的若いこのマッカランは、
まだまだこれからが楽しみではありますが、
現状でも十分にマッカランの風格を持ち、
ドライな口当たりながらも、
口に含んだ際の温かみなどが感じられる、
一味違った素晴らしいマッカランに仕上がっています。
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