銀幕の雫: 2月 2009
さぁ夏がやってきます!
あと年ほどで。。。
横浜は今日「雪」が降ってますが。。。
キューバラムが乗っかった船の入港は遅れていますがorz
かなぁ~り気が早いですが、
夏と言えばもちろん「ラム」ですっ!
夏の暑さ以上に熱いメンバーが、
揃って立ち上がってくれました。
その名も
「R.U.M (RUM.UNION.MEMBERS) JAPAN 」

mixiにコミュニティが出来ていますので、
ぜひ、参加してください!!!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4070893
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
日本における『ラム』の認知・普及・定着を目的とし、
ラムの魅力やそれにまつわる文化を紹介し、ラムへの関心を高め、
愛好者を増やし、ラムを楽しんで飲める環境を様々な形で提供し、
『ラム』という、すばらしいお酒を一人でも多くの人に知ってもらう為に
2008年11月19日
代表 海老沢 忍(吉祥寺 SCREW DRIVER)
情報統括 多東 千恵(西麻布 TAFIA)
会計・運営 中山 篤志(銀座 LAMP)
広報 原田 陵(池袋 KING RUM)
企画 佐藤 裕紀(池尻大橋 JULEP)
の5人で設立。
活動内容は、イベント・定例会・セミナー・試飲会など、様々な企画の
協力、発案、プロモーションを手掛ける。
------参加資格------
ラムがほんの少しでも好きな方
ラムを作っている国の音楽や文化が好きな方
体の80%がラムで出来ている方
ラム酒と麦茶の扱いが同じ一流の方
などなど、ラムにほんの少しでも興味がある方なら誰でも参加OKです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
私たちもキューバラムを中心に、
正規代理店がまだ無い世界のラムをご紹介できるように、
R.U.M. JAPANを応援してまいります。
また、3月11日の武蔵屋様主催の試飲会で、
CUBAを代表するラム「サンティアゴ・デ・クーバ」のグラスがデビュー予定ですので、
試飲会にもぜひお立ち寄りください。
詳しくはこちら↓↓↓
http://musashiya.usukeba.com/e31402.html
人気のマルサラフィニッシュ・シリーズで、
マッカランがボトリングされました!
ウィルソン&モーガン マッカラン
1998 マルサラフィニッシュ 46度 700ml

蒸留:1998年
ボトリング:2008年
熟成:マルサラカスク
イタリアを代表するマルサラの樽を使い、
熟成させたウィルソン&モーガンの新しい提案のモルトです。
今までにクライネリッシュやアベラワーなどをリリースし、
世界各国で好評を得てきているシリーズです。
今回は10年熟成のマッカランを、
このマルサラフィニッシュでリリースし、
その実力を更に知らしめる事になりました。
スペイサイドのマッカラン特有とも言える、
骨太で香りが豊かなマッカランを、
敢えてマルサラカスクでマリッジングし、
その特徴を更に引き立たせています。
マルサラカスクでフィニッシュする事により、
ナッツのようなフレーバーの代わりに、
豊かな洋梨や蜜蝋やミントのようなニュアンスが、
強く感じられるようになりました。
比較的若いこのマッカランは、
まだまだこれからが楽しみではありますが、
現状でも十分にマッカランの風格を持ち、
ドライな口当たりながらも、
口に含んだ際の温かみなどが感じられる、
一味違った素晴らしいマッカランに仕上がっています。
本日もウィルソン&モーガンの新商品をご紹介。
ウィルソン&モーガン マッカラン
20年 シェリーバット#5809 46度 700ml

蒸留:1988年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーカスク
20年の熟成を経た厳格なイメージを持つマッカランは、
長期間のシェリーカスクでのマリッジングを経て、
エレガントで昔のシェリーカスク風味が大きかった、
マッカランに近づいたように思えます。
グラスに注ぐと、オレンジのような香りを優雅に放ち、
口を付けずには居られないような雰囲気を醸し出し、
ほのかにワックスとスモーキーな味わいがありますが、
樽由来のタンニンが上手くカバーし、
リコリスや胡桃、蜂蜜などのフレーバーが、
更に前面に出てくるようなイメージがあります。
まるで最高級品のコニャックのような、
香りと味わいを持ったマッカランを、
ぜひお楽しみください。
昨日に引き続きウィルソン&モーガンの新入荷案内です。
ウィルソン&モーガン グレンリヴェット 30年
シェリーカスク#13501 46度 700ml

長期熟成で少々お高いですが、。。。
蒸留:1978年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーカスク

30年の熟成により、優雅な甘さと芳醇さを兼ね備えた、
素晴らしい仕上がりのグレンリヴェット30年熟成です。
口当たりはソフトでデリケートな甘さがあり、
蜂蜜のようなフレーバーに、
果実とヴァニラの風味がが上手く表現されています。
このモルトから感じられる香りは、
樽由来の香りで飽きさせずに、
隠れたスパイシーさも時間が経つと見つけることが出来るようになります。
上品で決して消える事のない風味は、
シナモンやミント、リコリスを思い起こさせる、
余裕のある午後にゆっくりと楽しみたい、
偉大なモルトに仕上がりました。
この美しいモルトは、
グラスに注いでからゆっくりと花が開くように膨らみますので、
ぜひたっぷりの時間をかけてお楽しみください。
先日お知らせさせていただいた、
ウィルソン&モーガンのモートラックが入荷しました。

ウィルソン&モーガン モートラック 18年
シェリーバット#4422 56.8度 700ml
蒸留:1990年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーバット
ファーストフィルのシェリーバットで熟成し、
シェリーの良い部分が上手く表現された、
18年熟成のモートラックです。

モートラックのトレードマークとも言える、
パワフルでフルボディ・タイプと、
豊かなフレーバーが活き活きと表現されました。
味わいはナッツやレーズン、シロップや、
いちじくの雰囲気が感じられ、
オレンジやリコリスのフレーバーの中に、
このリッチでほのかに甘く、胡椒の風味も感じられます。
このモートラックは、
食事と一緒に噛む様にして味わえる、
風格のあるモルトに仕上がっていて、
もちろん食後のひと時にも充足感を味あわせてくれます。
樽由来のタンニンを十分に含んだ、
18年熟成のモートラックを心行くまでお楽しみください。
以前ご紹介させていただいた新商品の中で、
お問い合わせが多かったアイリッシュのシングルグレインを、
新商品登録しました。
グリーンノア・シングル・グレイン 8年 700ml
↑↑ クリック ↑↑

『グリーンノア』または『グリノーラ』と読むそうです。
「カネマラ」で有名なアイリッシュの、クーリー蒸留所がリリースする、
シングルグレインのウイスキーで、40度 8年熟成。
『ウィスキー・エンサイクロペディア
』によると、
味わいは非常にライトで、樽の影響が前面に出ている。
バーボン樽が使用され、樽由来のバニラの特徴がかなり強く出ている。
色: 柔らかいゴールド
香り:食欲をそそるような甘さ。トーストっぽく、レモンの様。
ボディ:ライト、スムーズ。
味:クリーンで甘い。バニラ。多少松脂っぽく、レモンピールを感じさせる。蜂蜜。
フィニッシュ:しっかりとしていて、どちらかと言うとドライ。
一度お試しください!
黙々と登録を続けて、
やっとまともそうなカテゴリーの登録と、
マニアックな分類が出来てきました。
『成城石井.com』

■ウィスキー:129アイテム
┣バーボン:34アイテム
┣カナディアン:1アイテム
┣スコッチ:48アイテム
┣アイリッシュ:24アイテム
┗アメリカンウィスキー:6アイテム
■シングルモルト:313アイテム
┣スペイサイド:120アイテム
┣ハイランド:60アイテム
┣ローランド:18アイテム
┣アイランズ:90アイテム
┣キャンベルタウン:11アイテム
┗グレイン:1アイテム
(地域別以下は蒸留所毎に分類しています)
■ラム:184アイテム
┣スペイン系:50アイテム
┣フランス系:90アイテム
┗イギリス系:36アイテム
(系列以下は地域(島)別、銘柄別に分類しています)
■ブランデー:128アイテム
┣コニャック:61アイテム
┣フレンチブランデー:5アイテム
┣マール・グラッパ・フィーヌ:22アイテム
┣アルマニャック:3アイテム
┗カルヴァドス:31アイテム
(ジャンル以下は銘柄別に分類しています)
■スピリッツ:80アイテム
(ジャンル別に分類)
■リキュール:116アイテム
(ジャンル別に分類)
■シェリー・ポート・マデラ:37アイテム
(カテゴリー毎、銘柄毎に分類)
洋酒全体で1012アイテムの登録となりました。
(一部の商品に関しては、
完売すると在庫を表示させない設定にしていますので、
登録完了時より登録アイテム数が違っている場合がございます。)
まだまだ在庫の一部なんですが、
これからは新商品と、
残り少ない在庫商品などを追加登録していきますね。
一気に登録しすぎたのか?!
動作環境がものすごく重くなっていますので、
気長~に見てやってください。
画像やコメントがまだ追いついていませんが、
ボチボチと更新していきます。
ブログを書く暇もなく、
NETの更新作業に追われています。
仕事明けの帰宅後も、
土日も祝日も。。
ワーカホリックな日本人になりきって、
自社サイトの更新中。

『成城石井.com』
前任者がシステムを造って、商品の登録をして、
突然の退職だったので、
メンテナンスをする暇もなく年末を迎え、
必要な部分のみさわっていましたが、
どうしてもハードリカーが売れない。。
なんでやろ?と思ってたら、
商品の登録はされてるけど、
表示されていないorz
商品マスターを一括インポートして、
さてこれでOK!と思ってたら、
カテゴリーを指定してやらないと表示されない?!
じゃぁこれも一括インポートと思ったら、
カテゴリーは一括インポートに対応していません。。。
まぢで?!?!?!
と言う事で日夜カテゴリーの登録をブツブツ言いながら、
一つづつ手作業でポチポチと行っております。
現状で、
バーボン39アイテム、
シングルモルト77アイテム、
ラム181アイテム、
アイリッシュ17アイテム、
ブランデー128アイテム、
テキーラ33アイテム、
リキュール101アイテム、一つのカテゴリーに沢山入りすぎて選べない状況でもあるので、
さらに細分化しようと奮闘中です。
シングルモルトは地域別:蒸留所別
ラムは地域別に分類しようと検討中。
画像がなかったり、
コメントがなかったりでブサイクな状態のものが多々ありますが、
まだまだ登録されていない商品も数百単位で残っていて、
しばらくはこの作業で忙殺されそうです。
価格は成城石井の店頭価格となっております。
もちろんお店で扱っていない商品も多数あり、
NET限定の商品も大量にアップしていく予定ですので、
たまに覗きに来てやってください!
今までご紹介してきた新商品も、
もちろんこちらで販売できるように準備中ですので、
今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
久し振りのモルトネタ。
先日、イタリアのROSSI氏よりメールが来ました。

「おいらのウィルソン&モーガン・モートラックの新商品が、
ウィスキーファンでトップスコアを取ったよ!
去年注文をもらったこの商品が今日本に向かってるところです。」
と、短いメールでしたが、
彼の喜びが良く伝わってきました。
オーダーしたのが昨年の12月中旬だったので、
そろそろ入船のはずです。
スペックは、
蒸留:1990年
ボトリング:2008年
18年熟成
カスクストレングス:56.8度
バット:カスク#4422
ウィスキーファンで飲み比べをしたのは、
90年代蒸留のモートラックばかりで、
◆Mortlach 1993/2007 (43%, Jean Boyer, Best Casks of Scotland, 830 bottles)
531pt
◆Mortlach 14 yo 1991/2005 (46%, Signatory, UCF, cask #4777, 757 bottles)
361pt
◆Mortlach 15 yo 1992/2007 (50%, Douglas Laing OMC, DL REF 3934, 671 bottles)
351pt
◆Mortlach 18 yo 1990/2008 (56.8%, Wilson & Morgan, Barrel Selection, Butt, cask #4422)
541pt

↑↑サンプルボトル。
(登録名:055140726 W&M モートラック 18Y シェリー #4422 56.8/700/6/WGB)
蒸留年が一番古く、
熟成年数も一番長いので、
この4アイテム中のトップスコアはまぁ当然?!と言う話はせずに、
有名どころを押さえてのトップスコアなので、
喜ばしい限りです!
ひと樽分のみのボトリングでしたので、
ほぼ全量を仕入れました。
ちなみにコメントはこう書かれています。
「琥珀色をした色合い。標準的なシェリーの香りと、チョコレートやコーヒーの香りが感じられ、薔薇の石鹸のような上品な香りも、モートラックらしい香りの中に隠れている。口に含むとどっしりとした重さがあるような感じで、ハーブティーや蜂蜜の様な味わいも感じられます。他にブラックカラントやチェリー、ピーチツリーのようなニュアンスも感じられる。水で割るとまろやかになり、リッチでまるでオレンジリキュールやマンダリンのブランデーのような味わいが感じられます。フィニッシュはとても長く、ビターオレンジの特徴が強く感じられます。総合的に見るとこの4アイテムの中ではトップになって当然のモルト。中長期間熟成のとても素晴らしいモートラック。」
低価格、高品質を謳っているウィルソン&モーガンの真骨頂!
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、
そろそろ入荷しますので、
お楽しみに!
その他のウィルソン&モーガンはこちら!
久し振りに面白そうな新商品の案内がやってきました。
Tanqueray Rangpur(41.3度 1000ml)

インド特産の「ラングパー・ライム」を、
スタンダードのタンカレーに絞り、
数種類のボタニカルと供に蒸留した新商品。
定番のタンカレーと比べると、
角が取れたまろやかな味わいで、
クランベリージュースやジンジャーエールとの相性が良く、
ロックやキリット冷やしたストレートで飲むと、
よりクリアなロンドンドライジン本来の味わいが楽しめると言う、
新商品です。
前回の「タンカレー#10」発売時は、
ある意味衝撃的な感覚がありましたが、
今回の新商品はどんな反応があるのか楽しみです。
まだ輸入手続きはしていませんが、
ご希望・ご要望が多ければ、
インデントでの輸入を考えていますので、
ご連絡くださいね!
(価格は#10とほぼ同じ価格での提供となりそうです。)
ずいぶん間が空いてしまいましたが、
久し振りにラムのお話を書きたいと思います。
Appellation Martinique Contrôlée

今回はフランスで制定させている
マルティニークのAOCについて触れたいと思います。
そもそもAOCとは何ぞ?
日本語で言うと「原産地呼称法」と呼ばれています。
フランス語での正式名称は
Appellation d'Origine controlee(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ)
Appellation = 名称・呼称・アペラシオン
Origine = 原産地
Controlee = 統制・規制・コントロールされた
この法律の意味を長々と講義するのもどうかと思うので
ごく簡単に言うと
「国が認めた品質保証」
ということでしょうか。
偽者が入る余地をどうなるべくなくすか。
他との差別化をどう表現するか。
一定基準以上の保障と安心をいかに事前に伝えるか。
それを国を挙げてやっているのがこのAOC法です。
主にワインにおいて使われる法律ですが
1996年にフランス本土以外で初めて
マルティニーク産のラムがAOCに格付けされました。
その法律は非常に細かくて、17項目くらいからなるのですが、
大まかに分けると7項目からなります。
1. ラムの生産地域
2. サトウキビ栽培地域
3. サトウキビの種類
4. サトウキビジュース抽出
5. 醗酵
6. 蒸留
7. 熟成と保管
そのほかの細かいものは、例えば
等級についてだったり、ラベルについてだったりします。
世界中で作られているラムだけに
こういう基準を国が認めてくれているというのは
非常に助かりますね。なんとも分かりやすいです。
そして、それと同時に全くそんなことを
気にしていない国々もたくさんあるっていうのが、
また楽しくさせてくれます。
ちなみにAOCを冠しているラムの代表的な銘柄は
クレマン
トロワリヴィエール
ラマニー
セントジェームス
ディロン
セントジェームス
といったところが有名でしょうか。
ラム=甘い
と思っている方には是非一度試してみていただきたいです。
結構びっくりできると思いますよ。