銀幕の雫: 2月 2009

2009年2月27日金曜日

 ★ 熱い伝道師達 ★

さぁがやってきます!
あと年ほどで。。。
横浜は今日「雪」が降ってますが。。。
キューバラムが乗っかった船の入港は遅れていますがorz
かなぁ~り気が早いですが、
夏と言えばもちろん「ラム」ですっ!

夏の暑さ以上に熱いメンバーが、
揃って立ち上がってくれました。

その名も
R.U.M (RUM.UNION.MEMBERS) JAPAN 」

mixiにコミュニティが出来ていますので、
ぜひ、参加してください!!!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4070893

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

日本における『ラム』の認知・普及・定着を目的とし、
ラムの魅力やそれにまつわる文化を紹介し、ラムへの関心を高め、
愛好者を増やし、ラムを楽しんで飲める環境を様々な形で提供し、
『ラム』という、すばらしいお酒を一人でも多くの人に知ってもらう為に
2008年11月19日
代表    海老沢 忍(吉祥寺 SCREW DRIVER)
情報統括  多東 千恵(西麻布 TAFIA)
会計・運営 中山 篤志(銀座 LAMP)
広報    原田 陵(池袋 KING RUM)
企画    佐藤 裕紀(池尻大橋 JULEP)
の5人で設立。

活動内容は、イベント・定例会・セミナー・試飲会など、様々な企画の
協力、発案、プロモーションを手掛ける。

------参加資格------
ラムがほんの少しでも好きな方
ラムを作っている国の音楽や文化が好きな方
体の80%がラムで出来ている方
ラム酒と麦茶の扱いが同じ一流の方
などなど、ラムにほんの少しでも興味がある方なら誰でも参加OKです。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

私たちもキューバラムを中心に、
正規代理店がまだ無い世界のラムをご紹介できるように、
R.U.M. JAPANを応援してまいります。

また、3月11日の武蔵屋様主催の試飲会で、
CUBAを代表するラム「サンティアゴ・デ・クーバ」のグラスがデビュー予定ですので、
試飲会にもぜひお立ち寄りください。

詳しくはこちら↓↓↓
http://musashiya.usukeba.com/e31402.html

2009年2月26日木曜日

 ■ マッカラン その2 ■

人気のマルサラフィニッシュ・シリーズで、
マッカランがボトリングされました!

ウィルソン&モーガン マッカラン
1998 マルサラフィニッシュ 46度 700ml


蒸留:1998年
ボトリング:2008年
熟成:マルサラカスク

イタリアを代表するマルサラの樽を使い、
熟成させたウィルソン&モーガンの新しい提案のモルトです。

今までにクライネリッシュやアベラワーなどをリリースし、
世界各国で好評を得てきているシリーズです。

今回は10年熟成のマッカランを、
このマルサラフィニッシュでリリースし、
その実力を更に知らしめる事になりました。

スペイサイドのマッカラン特有とも言える、
骨太で香りが豊かなマッカランを、
敢えてマルサラカスクでマリッジングし、
その特徴を更に引き立たせています。

マルサラカスクでフィニッシュする事により、
ナッツのようなフレーバーの代わりに、
豊かな洋梨や蜜蝋やミントのようなニュアンスが、
強く感じられるようになりました。

比較的若いこのマッカランは、
まだまだこれからが楽しみではありますが、
現状でも十分にマッカランの風格を持ち、
ドライな口当たりながらも、
口に含んだ際の温かみなどが感じられる、
一味違った素晴らしいマッカランに仕上がっています。

2009年2月25日水曜日

 ■ マッカラン ■

本日もウィルソン&モーガンの新商品をご紹介。

ウィルソン&モーガン マッカラン
20年 シェリーバット#5809 46度 700ml


蒸留:1988年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーカスク

20年の熟成を経た厳格なイメージを持つマッカランは、
長期間のシェリーカスクでのマリッジングを経て、
エレガントで昔のシェリーカスク風味が大きかった、
マッカランに近づいたように思えます。

グラスに注ぐと、オレンジのような香りを優雅に放ち、
口を付けずには居られないような雰囲気を醸し出し、
ほのかにワックスとスモーキーな味わいがありますが、
樽由来のタンニンが上手くカバーし、
リコリスや胡桃、蜂蜜などのフレーバーが、
更に前面に出てくるようなイメージがあります。

まるで最高級品のコニャックのような、
香りと味わいを持ったマッカランを、
ぜひお楽しみください。


2009年2月24日火曜日

 ■ グレンリヴェット ■

昨日に引き続きウィルソン&モーガンの新入荷案内です。

ウィルソン&モーガン グレンリヴェット 30年
シェリーカスク#13501 46度 700ml


長期熟成で少々お高いですが、。。。

蒸留:1978年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーカスク

30年の熟成により、優雅な甘さと芳醇さを兼ね備えた、
素晴らしい仕上がりのグレンリヴェット30年熟成です。

口当たりはソフトでデリケートな甘さがあり、
蜂蜜のようなフレーバーに、
果実とヴァニラの風味がが上手く表現されています。

このモルトから感じられる香りは、
樽由来の香りで飽きさせずに、
隠れたスパイシーさも時間が経つと見つけることが出来るようになります。

上品で決して消える事のない風味は、
シナモンやミント、リコリスを思い起こさせる、
余裕のある午後にゆっくりと楽しみたい、
偉大なモルトに仕上がりました。

この美しいモルトは、
グラスに注いでからゆっくりと花が開くように膨らみますので、
ぜひたっぷりの時間をかけてお楽しみください。


2009年2月23日月曜日

 ■ モートラック ■

先日お知らせさせていただいた、
ウィルソン&モーガンのモートラックが入荷しました。


ウィルソン&モーガン モートラック 18年
シェリーバット#4422 56.8度 700ml


蒸留:1990年
ボトリング:2008年
熟成:シェリーバット

ファーストフィルのシェリーバットで熟成し、
シェリーの良い部分が上手く表現された、
18年熟成のモートラックです。



モートラックのトレードマークとも言える、
パワフルでフルボディ・タイプと、
豊かなフレーバーが活き活きと表現されました。

味わいはナッツやレーズン、シロップや、
いちじくの雰囲気が感じられ、
オレンジやリコリスのフレーバーの中に、
このリッチでほのかに甘く、胡椒の風味も感じられます。

このモートラックは、
食事と一緒に噛む様にして味わえる、
風格のあるモルトに仕上がっていて、
もちろん食後のひと時にも充足感を味あわせてくれます。

樽由来のタンニンを十分に含んだ、
18年熟成のモートラックを心行くまでお楽しみください。


2009年2月22日日曜日

 ■ ココナッツリキュール ■

マリーガーラント島のオススメラム
ビエール』を全ラインナップ以前ご紹介しましたが、
一部のマニアの間でご好評を頂けているようです。

59度と言うこだわりのアルコール度数と、
アルコール度数の高さを感じさせない、
まろやかで、上品で、優しい口当たりが、
すっかりとりこになってしまう理由でもありますが、
メインのラムと一緒に、ビエールをベースにしたリキュールも、
同じく好評です。

ココナッツと柑橘系のシュラブ

現地では精力材的な扱いをされていると言う、
ヴォイスバンデ

いづれも少々高額ではありますが、
個性的ではあるけれど、飲み飽きない味わいですので、
夏のラムの季節が来るまでに、
ぜひ一度お試しください!

一番のオススメは「ココ」ココナッツリキュールです。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

マリーガーガラント島のラム『ビエール』をベースに、カクテルに最適なココナッツのリキュールが入荷しました。
他のココナッツリキュールに比べると、ベースになっているラムがしっかりとした味わいなため、ココナッツの味わいとラムの風味が上手く共存して、風味豊かで口当たりのまろやかな味わいに仕上がっています。
500mlと小さな容量ですが、それほど沢山使わなくても、しっかりとしたカクテルが出来るということを言いたかったのか?!
一度使うと、以前の定番には戻れなくなってしまいそうな、オススメココナッツリキュールです。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-


ラムの季節が来るまでに、ぜひお試しくださいね!


2009年2月21日土曜日

 ■ シングルグレイン ■

以前ご紹介させていただいた新商品の中で、
お問い合わせが多かったアイリッシュのシングルグレインを、
新商品登録しました。

グリーンノア・シングル・グレイン 8年 700ml
↑↑ クリック ↑↑


『グリーンノア』または『グリノーラ』と読むそうです。

「カネマラ」で有名なアイリッシュの、クーリー蒸留所がリリースする、
シングルグレインのウイスキーで、40度 8年熟成。

ウィスキー・エンサイクロペディア』によると、
味わいは非常にライトで、樽の影響が前面に出ている。

バーボン樽が使用され、樽由来のバニラの特徴がかなり強く出ている。

: 柔らかいゴールド

香り:食欲をそそるような甘さ。トーストっぽく、レモンの様。

ボディ:ライト、スムーズ。

:クリーンで甘い。バニラ。多少松脂っぽく、レモンピールを感じさせる。蜂蜜。

フィニッシュ:しっかりとしていて、どちらかと言うとドライ。 



一度お試しください!


2009年2月19日木曜日

 ■ 一旦完成 ■

黙々と登録を続けて、
やっとまともそうなカテゴリーの登録と、
マニアックな分類が出来てきました。

成城石井.com


■ウィスキー:129アイテム
バーボン:34アイテム
カナディアン:1アイテム
スコッチ:48アイテム
アイリッシュ:24アイテム
アメリカンウィスキー:6アイテム


■シングルモルト:313アイテム
スペイサイド:120アイテム
ハイランド:60アイテム
ローランド:18アイテム
アイランズ:90アイテム
キャンベルタウン:11アイテム
グレイン:1アイテム

(地域別以下は蒸留所毎に分類しています)

■ラム:184アイテム
スペイン系:50アイテム
フランス系:90アイテム
イギリス系:36アイテム

(系列以下は地域(島)別、銘柄別に分類しています)

■ブランデー:128アイテム
コニャック:61アイテム
フレンチブランデー:5アイテム
マール・グラッパ・フィーヌ:22アイテム
アルマニャック:3アイテム
カルヴァドス:31アイテム

(ジャンル以下は銘柄別に分類しています)

スピリッツ:80アイテム
(ジャンル別に分類)

リキュール:116アイテム
(ジャンル別に分類)

シェリー・ポート・マデラ:37アイテム
(カテゴリー毎、銘柄毎に分類)

洋酒全体で1012アイテムの登録となりました。
(一部の商品に関しては、
完売すると在庫を表示させない設定にしていますので、
登録完了時より登録アイテム数が違っている場合がございます。)

まだまだ在庫の一部なんですが、
これからは新商品と、
残り少ない在庫商品などを追加登録していきますね。

一気に登録しすぎたのか?!
動作環境がものすごく重くなっていますので、
気長~に見てやってください。

画像やコメントがまだ追いついていませんが、
ボチボチと更新していきます。

2009年2月15日日曜日

 ■ 大量追加 ■

ブログを書く暇もなく、
NETの更新作業に追われています。

仕事明けの帰宅後も、
土日も祝日も。。
ワーカホリックな日本人になりきって、
自社サイトの更新中。

成城石井.com

前任者がシステムを造って、商品の登録をして、
突然の退職だったので、
メンテナンスをする暇もなく年末を迎え、
必要な部分のみさわっていましたが、
どうしてもハードリカーが売れない。。
なんでやろ?と思ってたら、
商品の登録はされてるけど、
表示されていないorz

商品マスターを一括インポートして、
さてこれでOK!と思ってたら、
カテゴリーを指定してやらないと表示されない?!
じゃぁこれも一括インポートと思ったら、
カテゴリーは一括インポートに対応していません。。。
まぢで?!?!?!
と言う事で日夜カテゴリーの登録をブツブツ言いながら、
一つづつ手作業でポチポチと行っております。

現状で、
バーボン39アイテム、
シングルモルト77アイテム、
ラム181アイテム、
アイリッシュ17アイテム、
ブランデー128アイテム、
テキーラ33アイテム、
リキュール101アイテム、
一つのカテゴリーに沢山入りすぎて選べない状況でもあるので、
さらに細分化しようと奮闘中です。

シングルモルトは地域別:蒸留所別
ラムは地域別に分類しようと検討中。

画像がなかったり、
コメントがなかったりでブサイクな状態のものが多々ありますが、
まだまだ登録されていない商品も数百単位で残っていて、
しばらくはこの作業で忙殺されそうです。

価格は成城石井の店頭価格となっております。

もちろんお店で扱っていない商品も多数あり、
NET限定の商品も大量にアップしていく予定ですので、
たまに覗きに来てやってください!

今までご紹介してきた新商品も、
もちろんこちらで販売できるように準備中ですので、
今しばらくお待ちくださいm(_ _)m

2009年2月12日木曜日

 ■ ITALIAN MALT ■

久し振りのモルトネタ。

先日、イタリアのROSSI氏よりメールが来ました。

おいらのウィルソン&モーガン・モートラックの新商品が、
ウィスキーファンでトップスコアを取ったよ!
去年注文をもらったこの商品が今日本に向かってるところです。


と、短いメールでしたが、
彼の喜びが良く伝わってきました。

オーダーしたのが昨年の12月中旬だったので、
そろそろ入船のはずです。

スペックは、
蒸留:1990年
ボトリング:2008年
18年熟成
カスクストレングス:56.8度
バット:カスク#4422

ウィスキーファンで飲み比べをしたのは、
90年代蒸留のモートラックばかりで、
◆Mortlach 1993/2007 (43%, Jean Boyer, Best Casks of Scotland, 830 bottles)
531pt
◆Mortlach 14 yo 1991/2005 (46%, Signatory, UCF, cask #4777, 757 bottles)
361pt
◆Mortlach 15 yo 1992/2007 (50%, Douglas Laing OMC, DL REF 3934, 671 bottles)
351pt
◆Mortlach 18 yo 1990/2008 (56.8%, Wilson & Morgan, Barrel Selection, Butt, cask #4422)
541pt

↑↑サンプルボトル。
(登録名:055140726 W&M モートラック 18Y シェリー #4422 56.8/700/6/WGB)

蒸留年が一番古く、
熟成年数も一番長いので、
この4アイテム中のトップスコアはまぁ当然?!と言う話はせずに、
有名どころを押さえてのトップスコアなので、
喜ばしい限りです!
ひと樽分のみのボトリングでしたので、
ほぼ全量を仕入れました。

ちなみにコメントはこう書かれています。
琥珀色をした色合い。標準的なシェリーの香りと、チョコレートやコーヒーの香りが感じられ、薔薇の石鹸のような上品な香りも、モートラックらしい香りの中に隠れている。口に含むとどっしりとした重さがあるような感じで、ハーブティーや蜂蜜の様な味わいも感じられます。他にブラックカラントやチェリー、ピーチツリーのようなニュアンスも感じられる。水で割るとまろやかになり、リッチでまるでオレンジリキュールやマンダリンのブランデーのような味わいが感じられます。フィニッシュはとても長く、ビターオレンジの特徴が強く感じられます。総合的に見るとこの4アイテムの中ではトップになって当然のモルト。中長期間熟成のとても素晴らしいモートラック。

低価格、高品質を謳っているウィルソン&モーガンの真骨頂!
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、
そろそろ入荷しますので、
お楽しみに!



その他のウィルソン&モーガンはこちら!

2009年2月11日水曜日

 ★ AMERICA ★


ワインはどーーしても苦手なんですが、
AMERICAものと言う事で、
新入荷商品のご案内です。

1973年に当時のモエ・ヘネシー社が、
ワインメーカーとして始めて北カリフォルニアのナパに土地を購入し、
モエ・エ・シャンドンが持つ技術を駆使したシャンパン製法で、
スパークリングワインを醸造し始め、
1977年より「ドメーヌ・シャンドン」の名前で、
アメリカ国内にて発売が開始されました。

「ヤントビル」「カネロズ」「マウント・ヴィーダー」と言う、
3つの地域の畑で栽培された、
ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの3種類が使われています。

オフィシャルページ「Domaine Chandon


日本にも以前から少しは入ってきていたようですが、
今回、「ブリュット」「リッチ」「ロゼ」の3アイテムを輸入いたしました。

Brut
ドメーヌ・シャンドンのクラシカルでスタンダードなアイテムです。
細やかな泡で、すっきりと飲みやすいタイプ。


Riche
華やかで余韻の長い味わいで、
口当たりの柔らかさからか女性に人気です。


Rose
ピンク色をしたほんのりと甘く、
喉越しすっきりと辛口のロゼ。
(ボトル内に澱が生じていますが、
荒いろ過をしたため発生した物だとのメーカーのコメントを頂いています)


泡もの高等の後、
最近は価格が乱高下しますが、
ちょっと変わった新商品はいかがですか?

今回はトライアルでの輸入ですので、
ご注文はお早めに!



2009年2月8日日曜日

 ★ CUBA ★


CUBA RONを追加発注したのは去年の10月。

他の国だとそろそろ出荷可能になる頃ですが、
のんびり、ゆったりのカリブの海では、
そうも行きません。

12/29にキューバの港から今回発注分が積み込まれ、
ジャマイカへ向けて出航し、
小さなコンテナ船から大きな船に積み替えて、
1/12にやっとパナマのキングストンに到着したようです。

これから釜山に向かい、
再度積み替えて、いざ横浜へ!
予定入船日が2/5から2/25に、
しれ~っと変更されて、
前回同様オーダーから入庫まで約半年。

とにかく、現在品切れ中のサンチャゴ・デ・クーバ・カルタブランカ3年と、
同じくアネホ7年が入荷しますので、
今しばしのお待ちを。

初めての販促品、
かっこいい?!サンチャゴグラスは着々と準備中。
ゲバラ・グラスはCUBAの多方面からNGが出て断念。。

 (理由は「グラスは酒やジュース等の景品を連想させ、
キューバの商品であっても商業と結びつくのはNG」との事。
PBラベルでゲバラ・ラベルも考えましたが、
もちろんお酒のラベルはもっての他でした。)


代わりに、トルコ縫製で、
キューバプリントのゲバラTシャツを輸入することにしました。
(こちらのゲバラはCUBA政府公認です)

今回のオーダーには、
昨年仕入れなかった新商品が色々とありますので、
お楽しみに!

さて、夏の分のオーダーを今から準備せねば、
間に合わないわ。。。


2009年2月6日金曜日

 ◆ Tanqueray ◆

久し振りに面白そうな新商品の案内がやってきました。

Tanqueray Rangpur(41.3度 1000ml)



インド特産の「ラングパー・ライム」を、
スタンダードのタンカレーに絞り、
数種類のボタニカルと供に蒸留した新商品。

定番のタンカレーと比べると、
角が取れたまろやかな味わいで、
クランベリージュースやジンジャーエールとの相性が良く、
ロックやキリット冷やしたストレートで飲むと、
よりクリアなロンドンドライジン本来の味わいが楽しめると言う、
新商品です。


前回の「タンカレー#10」発売時は、
ある意味衝撃的な感覚がありましたが、
今回の新商品はどんな反応があるのか楽しみです。

まだ輸入手続きはしていませんが、
ご希望・ご要望が多ければ、
インデントでの輸入を考えていますので、
ご連絡くださいね!
(価格は#10とほぼ同じ価格での提供となりそうです。)

2009年2月5日木曜日

 □ Switzerland □


成城石井で輸入しているスイスのアブサン
「アルテミジア」シリーズの3種類があります。

アブサン・アルテミジア
クランデスティーヌ(密造美女の意)
繊細な香りを誇り、長いアフターテーストが残ります。
かすかな苦味が特徴のバランスよいまろやかなアブサンです。
2007年に”スイス連邦スピリッツ・コンクール”でゴールド・メダルを獲得しています。
本体価格:8,000円(税込8,400円)

カプリシューズ(気紛れ美人の意)
基本的にはクランデスティーヌと同じレシピですが、
加水した時、別の味わいが生まれ、
度数を感じさせないほどフルーティでソフトな口当たりが特徴です。
本体価格:9,000円(税込9,450円)

マリアーンヌ(女性の名前)
フランスの基準に合わせてフェンネルを使用しないレシピです。
香りがやや刺激的で、風味もよりスパイシーな苦味になっています。
「アブサンティアード」という国際アブサン・コンクールで、
最高優秀賞の”ゴールデン・スプーン”を2005年から2008年まで、
4年連続で獲得しています。
本体価格:8,700円(税込9,135円)

200ml3種類とアブサンスプーンのアソートセット
本体価格:12,500円(税込13,125円)

じわじわとその魅力が浸透してきたようで、
あちこちで見かけるようになって、
嬉しい限りです!

このアブサンを造っている匠、
ブニヨンさんの小さな蒸留所は、
24時間WEBカメラで見ることが出来ますので、
一度覗いてみて下さい。

ARTEMISIA WebCam

ブニヨンさんのアブサンに対するこだわりが、
このWEBカメラを通してよく見えるときがあります。

蒸留して出てきた原酒を、
ペロッと舐めて、
いい物が出来た時は、
カメラに向かってにっこりと笑い、
親指を立ててくれます。

気に入らなかった時は原酒を、
ばさーっと捨ててしまっています。

この彼のこだわりが、
毎年フランスで行われているアブサンのコンテストで、
4年連続のゴールデンスプーン受賞に繋がっていると思います。

アルテミジアのアブサンを紹介してくれている、
デビット・ゾペティ氏のコメント。

アルテミジアのアブサン...
 この蒸溜所はアブサン発祥の「村」にある唯一の‘手作りアブサン蒸溜所’です。
クロードアラン・ブニョン氏は先祖様が愛飲した禁断の酒に強い関心を寄せ、
2000年からアブサンを蒸留しています。
研究熱心な彼が作ているアブサンはすべて、
1935年に貴重なレシピを残した、
シャルロット・ヴォティエ婦人へのオマージュだと説明しています。
薬草の厳選、限定量の蒸留、瓶詰めやラベリングに至るまで、
製造過程の各段階をブニョン氏はたった一人で、
丁寧な手作業で行っています。
低品質のアブサンと違って、
アルテミジアのすべての商品は薬草をただアルコールに浸したものではなく、
きちんと蒸留されています。


そして、更に嬉しいお知らせがあります。

アルテミジアをより美味しく召し上がっていただくために、
専用の砂糖と、スプーン、グラスの輸入が始まります。

日本のややこしく固いお役所仕事を切り抜けて、
今までご要望の多かったアブサングッズ。

やっと検査が終了し、
無事輸入の準備が整いましたので、
もう少しで皆様のお手元にお届けが出来るものと思います。

入荷次第、このブログでご連絡させていただきますので、
今しばらくお待ちくださいね。



また、春に予定している、
成城石井オリジナル・ブッカーズの、
フレッド・ノオ氏を迎えてのセミナーに合わせ、
アルテミジアのブニヨンさんにも来日を依頼したところ、
快諾を頂きましたので、
こちらもお楽しみに!

現在の予定としては、
5月のゴールデン・ウィーク明け頃になる予定です。

5月の初旬にアブサン発祥の地、
トラヴェルの谷でブラスバンドコンクールが開かれ、
ブニヨンさんはクヴェ村代表でベース・トロンボーンを吹かれるそうなので、
その時季さえはずしてくれれば、
いつでもOKと言ってくれています。

なので、5月中旬かなぁ
実施日が決定しましたら、
こちらもこのブログでお知らせしますね。


2009年2月3日火曜日

 ■ ラムのお話その十 「AOC」 ■

ずいぶん間が空いてしまいましたが、
久し振りにラムのお話を書きたいと思います。

Appellation Martinique Contrôlée

今回はフランスで制定させている
マルティニークのAOCについて触れたいと思います。

そもそもAOCとは何ぞ?
日本語で言うと「原産地呼称法」と呼ばれています。
フランス語での正式名称は
Appellation d'Origine controlee(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ)

Appellation = 名称・呼称・アペラシオン
Origine = 原産地
Controlee = 統制・規制・コントロールされた

この法律の意味を長々と講義するのもどうかと思うので
ごく簡単に言うと
国が認めた品質保証
ということでしょうか。
偽者が入る余地をどうなるべくなくすか。
他との差別化をどう表現するか。
一定基準以上の保障と安心をいかに事前に伝えるか。
それを国を挙げてやっているのがこのAOC法です。

主にワインにおいて使われる法律ですが
1996年にフランス本土以外で初めて
マルティニーク産のラムがAOCに格付けされました。

その法律は非常に細かくて、17項目くらいからなるのですが、
大まかに分けると7項目からなります。

1. ラムの生産地域
2. サトウキビ栽培地域
3. サトウキビの種類
4. サトウキビジュース抽出
5. 醗酵
6. 蒸留
7. 熟成と保管

そのほかの細かいものは、例えば
等級についてだったり、ラベルについてだったりします。

世界中で作られているラムだけに
こういう基準を国が認めてくれているというのは
非常に助かりますね。なんとも分かりやすいです。

そして、それと同時に全くそんなことを
気にしていない国々もたくさんあるっていうのが、
また楽しくさせてくれます。

ちなみにAOCを冠しているラムの代表的な銘柄は
クレマン
トロワリヴィエール
ラマニー
セントジェームス
ディロン
セントジェームス

といったところが有名でしょうか。
ラム=甘い
と思っている方には是非一度試してみていただきたいです。
結構びっくりできると思いますよ。

2009年2月1日日曜日

 ★ JIMBEAM ★

オリジナルブッカーズ完成!と、
何度かブログを書かせていただきましたが、
こちらのブログで、
ブッカーズのことを取り上げていただき、
細かく歴史を踏まえながら書かれているのを読んで、
そー言えば、何故オリジナルのブッカーズを造ろうと思ったのか?
オリジナル・ブッカーズが出来るまでの話を全然していないのに気づかされました。

まぁ話せば長くなりますので、
気が向いた時に少しずつ書いていきますね。

本日は第1回目。

ジムビーム・成城石井・オリジナル・ブッカーズへの道

ワインが全盛とは言いませんが、
ハードリカーの売上はワインに押されぎみ。

じゃぁハードリカーで何か企画物をやりましょう!
そんな単純な話から出てきたのは、
オリジナルのボトルと単純な発想。

シングルモルトを樽ごと買って、
ひと樽分ボトリングしてもらい、
オリジナルでラベルを作ってハイ出来上がり!
コレはものすごーく簡単です。

だから、正規代理店に依頼して、
蒸留所が造るオリジナルとして造ってもらいましょう!
と、これまた単純な発想。

S社やA社、K社などに当たりますが、
「頑張ってみますね」の生返事しかもらえませんでした。

シングルモルトのオリジナルは、
巷にあふれているし、
ボトラーズ物も飽和状態。

やっぱりココはモルトを捨ててバーボンでしょ!と言う、
再び単純発想で、
JDやWTと言うブランドにも打診してみましたが、
全く相手にされませんでしたが、
アサヒビールさんから「もう少し詳しく話を聞かせてください」と、
期待の持てるお返事を頂けたました。

(実はその昔、大阪の酒販店に勤めている頃、
1994年にバーボンのディスプレイコンテストがあり、
発売されたばかりのジムビームのスモールバッチ4アイテムと、
ホワイトラベルを大量に陳列して、
ワールドワイドでのコンテスト優勝を取った事がありました。
その優勝賞品としてバーボンフェスティバルとガラパーティー、
各蒸留所へのご招待と言う素敵な商品があったのですが、
どん臭い事に骨折で入院してしまい行けず仕舞いorz
ちょうど創業150周年記念を祝っていたジムビームが、
記念にと発行した新聞に私の顔とディスプレイが載り、
その新聞を持ってケンタッキーへ行き、
蒸留所へ行ってマスターディスティラーのサインをもらおうと思ってましたが、
結局参加出来無かったと言う思い出がありました。
なので、ジムビームには特に思い入れがあったのは確かで、
そのジムビームが乗ってきてくれそうだと言う事が嬉しかったです。)


最初はホワイト4年かブラック8年で、
オリジナルをと言う話でしたが、
調子に乗って限定のスモールバッチでは?!と言ってみると、
ジムビームのブランドマネージャーが、
面白そうだと乗ってくれて、
そこから、この話が進みだしました。

こちらの条件は、
・5千円程度で販売できる物
・2008年の年末商戦にぶつけられるインパクトのある商材
・小ロットで製作が可能な物
・ラベルを張り替えただけではなく、
中身も容器も本物のオリジナルの商品であること

こんな感じでした。

それから数週間して返って来た答えをみてビックリ。

ブッカーズでやりましょうと、
ジムビームが言ってる
との事。

まぢで!俄然やる気満々になりましたが、
ココから商品が手元に届くまで、
遥かなる道のりがあろうとは、
まだ私も想像もしていませんでした。

つづく

成城石井・オリジナル・ブッカーズ
↑↑ 成城石井.com限定オリジナルキャンペーン実施中 ↑↑


※成城石井オリジナル・ブッカーズは、
全国の成城石井の各店でお買い求めいただけます。
店頭で見つからない場合は、
お気軽にスタッフにお声掛けください。