銀幕の雫: 金魚?

2011年5月20日金曜日

金魚?

今日はラム日和と言う事で
今度はスペイン系のラム。

ボトルには「RON」と書かれています。
メキシコやキューバで造られたラムで、
アグリコール製法とインダストリアル製法が混在し、
多種多様な味わいがありますが、
基本的にスペイン領だった地域で生産されたラム達ですので、
スペインを代表するアルコール、
シェリーにオマージュを捧げたような幅の広い味わいのラムが多いようです。

アグリコール製法は、刈り取ったサトウキビを搾って、
搾汁を発酵、蒸留と言うサトウキビを100%活かして造られる製法ですが、
インダストリアル製法では、搾汁から砂糖を造り、残ったエキスを使って
ラムが造られます。
1度で2度美味しいというヤツです。
なんや。残りもんで造ったらむかぁ~と言わんといてくださいね。
サトウキビの青臭さが抜けたすっきりとした甘さがあり、
シャープな切れが身上のラムに仕上がる逸品揃いです。

★ロン・クバイ・カルタ・ブランカ 38度 700ml★

こちらはキューバのラム。
ラベルに描かれているのは金魚ではなく、
キューバの島の形。

3ヶ月以内の熟成を経た後ボトリングされたタイプで、
個人的にはストレートでチビチビと言う飲み方が好きですが、
モヒートのベースにも持って来いの一本です。

フランス系、イギリス系、スペイン系のラムの話を書いてきましたが、
書き出すときりがないラムのお話。

じっくりしっかりラムのお勉強を!と言う方は、
西麻布「タフィア」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001300/
池袋「キングラム」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13035458/
銀座「ランプ」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13014887/
池尻大橋「ジュレップ」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13035456/
吉祥寺「スクリュードライバー」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13015885/
こちらへどうぞ~!

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