銀幕の雫: 5月 2011

2011年5月29日日曜日

Pirates of the Caribbean

ON STRANGER TIDES
http://disney.go.com/pirates/#/characters/

$銀幕の雫

邦題は「命の泉」
http://www.disney.co.jp/pirates/home.html

見て来ました。

前作で完結したのかと思ってたら、
まだまだ続きそうです。。。

あちらこちらにONE PIECEと同じ設定が見え隠れしていましたが、
私の個人的な見所としては、
ジャック・スパロウの親父役でキース・リチャーズがしっかりと登場していて、
今回はきっちり台詞もあったところ。
今回はギターを持っていなかったのがちょっと寂しかったかなぁ。




舞台はロンドン
ジャック・スパロウがとある理由からイギリス軍に追われます。
馬車の屋根に乗り並走して来たもう一台の馬車の屋根に片方の足を移し、
2台の馬車にまたがって走ると言うシーン。
「駅馬車」「捜索者」へのオマージュですね~
マニアとしてチョビッとニヤリw
「さゆり」「シカゴ」で知られる名監督の遊び心だったんでしょうけど、
今回は強引に?3Dでの公開にした様にしか思えず、
特に3Dにした意図が見えませんでした。。

ONE PIECEにも登場した「黒ヒゲ」エドワード・ティーチ
存在感抜群!で命を吹き込んだ船とロープを彼が身につける剣で操ります。

ジャック・スパロウがその昔ちょっとだけ?付き合った事があったと言う女性アンジェリカ。
実は黒ヒゲの娘で彼が操る船「アン女王の復讐号」の一等航海士。
ONE PIECEのナミさんですね。。
ペネロピ・クルスがええ感じに演じてくれてました。

今回はウィル・ターナー演じるオーランド・ブルームも、
エリザベス・スワンのキーラ・ナイトレイも出て来ませんが、
キャプテン・バルボッサは物語の中心人物的役柄で、
ジェフリー・ラッシュが肩の力を抜いたしなやかな演技で存在感抜群!

200円多めに払って重い3Dメガネをかけ2時間頑張るか
普通の2Dで存分に楽しむか。
今回は後者の方がオススメの様に思いました。
3D映画は後いくつかのステップを経ないと完成形にならないかなぁ。。
まだもの足らん。。。と言う感じですね。

が、見ていて飽きないし、
独特の世界観と質感は、やっぱりオススメです!!

2011年5月28日土曜日

The Social Network

ソーシャルネットワークのDVD出ましたw

デビット・フィンチャー監督の最新作。

ちょっと重い作品ばかりと言うイメージはありましたが、
しっかりしたストーリー展開と、
画面の明暗がはっきりとしていて、
つい引き込まれるキャラクター設定に、
軽妙かつ奥の深い台詞が上手くて、
今までハズレなしの監督さん。

ちなみに、
ジョージ・ルーカスのILM(インダストリアル・ライト&マジック)でアニメーターとして映画製作の基礎を学び、
24歳の時に独立しビデオ制作会社を立ち上げ、
マドンナ、エアロスミス、ローリング・ストーンズなど
超が付く有名どころのミュージックビデオを手がけ、
1992年にエイリアン3で華々しく映画デビュー!
その後は、ブラッド・ピットとモーガン・フリイーマンの「セブン」
マイケル・ダグラスの「ゲーム」
またもやブラッド・ピットと「ファイト・クラブ」
ジョディ・フォスターと「パニックルーム」
ブレイク前のジェイク・ギレンホールと「ゾディアック」
再びブラッド・ピットと「ベンジャミン・バトン」
で、今回の「ソーシャルネットワーク」と、
まさにハズレ無しの王道まっしぐらと言う感じで、
次回作が楽しみな監督さんです。

ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]/ジェシー・アイゼンバーグ,アンドリュー・ガーフィールド,ジャスティン・ティンバーレイク

¥2,980
Amazon.co.jp

この「ソーシャルネットワーク」は121分とそれほど長くはない映画なんですが、
台詞が多さと、ダイアローグの早さから内容が濃密で、
みていて2時間以上に感じてしまいます。

製作秘話として聞いた話しが、
普通に話すと3時間を超えてしまう台本だが、
どこもカットしたくない監督は、
出来上がった映画の特徴とも言える台詞を早口で話す事で映画の尺を縮めたんだとか。

ヒアリングは少々出来るつもりで居ましたが、
映画館で見ていて、のっけからメチャクチャ早い台詞の応酬で、
ほとんど聞き取れない。。なので字幕を追いかけると画面が見れない。。。
どんどん物語は進んで行きますが、字幕を見るので精一杯。。

字幕は制限の都合から映画の台詞の6~7割程度しか翻訳出来ていないので、
じっくりとDVDを見るのが一番。
これを機にさらにfacebookの登録者数が増えそうです。

この映画で一番好きなシーンは、
イギリスでのボートレースのシーン。

アメリカの大学でサイトの構築や資金集めが進む物語から、
画面がパット変わって、カメラは俯瞰から望遠での撮影。
今流行の?!トイカメラ風に編集されていて、
少し早回しの映像と逆にゆったりとした音楽がミスマッチかと思いきや、
見る側がリフレッシュ出来るシーンでもありました。

この後がマーク・ザッカーバーグ VS 出資者の裁判の始まりともなるシーンが始まるんですが、
黒澤明の「天国と地獄」で使われていたリフレッシュの方法に似てるなぁ~と
勝手に感慨深く見てました。


ちなみに「天国と地獄」

天国と地獄 [Blu-ray]/三船敏郎,山崎 努,香川京子

¥4,935
Amazon.co.jp

黒沢映画の原題を舞台にした作品の代表作の一つ。
会社社長の一人息子が誘拐され、
身代金の受け渡しに指定されたのが新幹線。
密室で物語が進行しながら濃密で淀んだ空気を表現しながら、
新幹線のシーンを使う事によって見る側を一気にリフレッシュし、
モノクロ作品ながらパートカラーを上手く使ったシーンは息を呑む凄まじさ!
まだ見た事が無い方はぜひ!!!


台風が接近して来て雨の週末。
出かけるのが面倒なのでちょっと重いですが、
この2本。オススメです!

2011年5月20日金曜日

暑い

今日は暑い。。。
半袖でちょうどええような暑さ。
こんな日はミントとライムがビシッと効いたモヒートを
グイッと飲みたい気分。

うちのベランダでほったらかしのプランターでは
すくすくとミントが育ってます。

ラムはやっぱりアグリコールの青臭いやつの方がエエかなぁ
たまに、あの青臭さが邪魔になる時もあるけど、
ミントが元気の良い季節は特に気にならない感じ。

アグリコールのラムと言っても
この数年でラムの種類が爆発的に増え、
何を飲んだらエエのか分からん状況になってますが、
簡単にラムを理解しようとすると、
ボトルに「RHUM」と表記されているラムがフランス系のラムと言われる
元フランス領だった地域だったり、フランス海外圏で造られている
アグリコールのことを指します。

フランスだけにAOCがしっかり制定されているので、
バッタもんはありません。

オススメは。。
★【33%OFF】 ネイソン ブラン 50度 700ml★

特徴のあるボトルシェイプは男性の後姿を表しているそうです。
しっかりと肩の張った男らしい背中。と言うことだそうですが、
味わいはとてもエレガントで柔らかいイメージがあります。
アルコール度数が50度もありますが、
そのままストレートでアグリコールらしさを楽しむもよし、
モヒートのベースにして爽やかなカクテルを楽しむもよしw
オススメのラムです。

プランターズ・パンチ

フランス系に続きイギリス系ラムを幾つか。

イギリス系のラムはボトルに「RUM」と表記されています。
フランス系同様に、もともとイギリス領だった地域や、
海外圏で生産されたラム達。

スコッチやスタウトのような濃いビールを好む国民性からか
味わいのしっかりとしたラムが多いように思えます。

ガイアナ共和国のデメララ・ラムはまるでゴムのような風味があり、
一旦この風味にはまってしまうとどっぷりディープな世界へ誘われますw

タフィアのshiroちゃんがジャマイカ滞在中ということで、
ジャマイカのラムを。



★マイヤーズ・プランターズパンチ 40度 750ml★

ジャマイカのラムで有名な銘柄と言うとコレ
お菓子の風味付けなどでも重宝されている銘柄ですが、
このプランターズパンチは製菓用でのみ日本に輸入されている銘柄ですが、
もちろん飲んでも美味しいw


★ウエスタン パール ジャマイカンラム 67度 700ml★

うちで在庫しているジャマイカのラム。
その他モロモロはこちら↓↓↓

★ジャマイカのラム★

金魚?

今日はラム日和と言う事で
今度はスペイン系のラム。

ボトルには「RON」と書かれています。
メキシコやキューバで造られたラムで、
アグリコール製法とインダストリアル製法が混在し、
多種多様な味わいがありますが、
基本的にスペイン領だった地域で生産されたラム達ですので、
スペインを代表するアルコール、
シェリーにオマージュを捧げたような幅の広い味わいのラムが多いようです。

アグリコール製法は、刈り取ったサトウキビを搾って、
搾汁を発酵、蒸留と言うサトウキビを100%活かして造られる製法ですが、
インダストリアル製法では、搾汁から砂糖を造り、残ったエキスを使って
ラムが造られます。
1度で2度美味しいというヤツです。
なんや。残りもんで造ったらむかぁ~と言わんといてくださいね。
サトウキビの青臭さが抜けたすっきりとした甘さがあり、
シャープな切れが身上のラムに仕上がる逸品揃いです。

★ロン・クバイ・カルタ・ブランカ 38度 700ml★

こちらはキューバのラム。
ラベルに描かれているのは金魚ではなく、
キューバの島の形。

3ヶ月以内の熟成を経た後ボトリングされたタイプで、
個人的にはストレートでチビチビと言う飲み方が好きですが、
モヒートのベースにも持って来いの一本です。

フランス系、イギリス系、スペイン系のラムの話を書いてきましたが、
書き出すときりがないラムのお話。

じっくりしっかりラムのお勉強を!と言う方は、
西麻布「タフィア」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001300/
池袋「キングラム」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13035458/
銀座「ランプ」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13014887/
池尻大橋「ジュレップ」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13035456/
吉祥寺「スクリュードライバー」
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13015885/
こちらへどうぞ~!

2011年5月6日金曜日

ONE PIECEとNARUTOと鋼の錬金術師

3月のニューヨーク行きの際、
飛行機の中が暇なので、
何か暇つぶしは無いかいなぁと物色してました。
ipadに動画を大量にぶち込んで、
ちょっとずつ見るかなぁと思ってましたが、
なかなかはまる物が無く、
久しぶりにマンガは?と重い、
今はどんなのが流行ってるんやろ?と物色開始。

マンガは大友克洋、安彦良和の作品が好きで読んでましたが、
大御所はなかなか新作を発表してくれないので、
ここは流行ものを読んでみようとgoogle検索。

出て来たのが
「ONE PIECE」「NARUTO」「鋼の錬金術師」
「バカボンド」「スラムダンク」などなど
とりあえずと「「ONE PIECE」を見てみると61巻まで、
「NARUTO」は50巻超え、「鋼の錬金術師」は27巻で終了。
「バカボンド」ははまるようだが、なんだか暗そうなのでパス
「スラムダンク」は同じ作者なようなので、同じくパス

と言う事で「ONE PIECE」を1巻から読み始めると止まらなくなってしまった。。。
飛行機の中で読むはずが、会社の行き帰りにiphoneで読みふけり、
帰ってからipadで読み、周りが見えなくなってしまった程。。
出発した3月8日には最新刊の61巻が発売されていたので、空港で購入し、
飛行機の中で完読。どっぷりとはまった。。

読み終わって今日62巻が出ていたので購入。
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少し時間が空いていたから冷静に読んでしまいましたが、
このマンガは良く考えられていて、
先の先まで、きっとラストまでストーリーが出来上がっていて、
そこへ肉付けをしながら前に進んでいるんだなぁと。
外国物と言うよりも、任侠映画のエエとこ取りをした様な台詞回しと、
解りやすいボケと突っ込みがあって、
出てくるキャラクターがしっかり立っていて感情移入がしやすい。

が、苦労はしている物の、前向きな考えと行動でトラブルを乗り切り、
仲間とその周りを熱くさせる言葉で、読んでるこちらを引っ張って行ってくれる感じ。

読み終わった所で「NARUTO」に突入。
子供時代から忍者の学校に行って、経験を積みながら大人になり、
あくと戦うと言う解りやすいストーリーで、
どこかしら「ONE PIECE」と似ている所はある物の、
主人公の「うずまきなると」は、苦労と修行の末に身につけた技術と、
生まれ持った特殊な能力を使い戦うと言うRPGのような要素が盛り込まれてます。

なるとの出生の秘密を明かす下りの時、
母親からのメッセージには思わず泣いてしまったorz

悪との戦い方も「ONE PIECE」は体力勝負で真っ正面からぶつかって行くのに対し、
「NARUTO」はそれぞれの技術や特性を生かした戦術を立てて戦って行くと言う部分が大きく違う。

舞台と世界観も「ONE PIECE」は東西南北の海で仕切り、海賊と海軍が戦っていると言う単純で解りやすいが、
「NARUTO」は地域、国毎に思想や民族感があったり、歴史もしっかりと語られる。
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そろそろ物語は終盤戦に入ってメチャクチャ面白い!

で、一気に2作品を読んでしまったので、
マンガ渇望症になり「鋼の錬金術師」に手を出してしまった。
27巻で終了してしまっていますが、
月刊誌に掲載されていたとあって、物語の構成がしっかりとしていて、
物語の進み具合もちょうど読みやすい感じ。

錬金術と言う技を使って物を構築したり修理したり、
病気やけがを直したりする技を持つ軍人が主人公になり、
50年代のヨーロッパ、ドイツを思わせる様な土地を舞台に、
大きな見えない敵と戦うと言う物語。

敵は身近に居たと言う使い古されたストーリー展開でしたが、
読みやすさと解りやすさ、多すぎない登場人物に感情移入がしやすくて、
27巻を一気読み。

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一気に大作を3つも読んでしまったので、
次を模索中。。

2011年5月3日火曜日

CUBA

キューバ共和国の中でも新しいブランドですが、
アメリカ占領前の首都「サンティアゴ・デ・クーバ」を酒名に冠し、
元々はバカルディを造っていた工場で製造されています。

味わいはとてもまろやかで、
11年熟成と言ウィスキー好きには、
少し中途半端にも感じますが、
丁度飲み頃になったところをボトリングしています。

価格的には少々高いかと感じてしまいますが、
ラムと思わず、一度口にすると、
この味わいの満足感と、
完成度の高さから、
価格の高さは納得させられてしまいます。

熟成にはカナディアンの樽が使用されていて、
まろやかで優しく、とても上品な香りと、
喉越しが表現されています。



★【36%OFF】 サンティアゴ デ クーバ 11年 40度 700ml★

次のボトリングから12年熟成になり、
ラベルも一新となるようです。

幸い?!まだまだ潤沢に在庫はありますので心配はご無用w

ラマニー

フランス系、マルティニーク島産のラム。
「ガンダム・オリジン」の中でシャァが飲んでいたラムとして、
かなぁ~~りマニアな方はご存知かと思います。。。

カルバドスの産地として有名な、フランスのノルマンディー地方
「史上最大作戦」や「プライベート・ライアン」で描かれた、
第2次大戦のアメリカ軍の上陸作戦があった場所から
1749年に移住し製糖工場として設立されたのが始まりの蒸留所です。
(上陸作戦は1944年6月)



コラムスティルで蒸留が行われ、アグリコールらしさと、
蒸留年によって、味わいの違いが楽しめるモルトにも通じる所があるラムです。

フルーティーでスパイシーなフルボディの味わいと
芳醇な香りが存分に楽しめる逸品!
只今2つのヴィンテージの在庫があります。

シガーとチョコレートに合わせていかがですか?!



★【58%OFF】 ラ・マニー ヴィユー 1998 42度 700ml★


★【54%OFF】 ラ・マニー ヴィユー 1995 42度 700ml★

ペルー


ペルーのラムと言うと
何だかピンと来ないようですが、
一度飲んでもらうと結構皆さんは待ってしまう方が多いようですw

まろやかさと優雅さを併せ持ったオススメのラム。


カリブ海とラテンアメリカの「精神」とも言える、
サトウキビを蒸留した3世紀以上の歴史を持つお酒。

長い歴史の中で「rum」「rhum」「ron」と、
地域により呼び名が変わってしまったが、
その精神は今も活き続けています。

それぞれ「香り」「味わい」「個性」があり、
国や地域によりその味わいが違います。

赤道や南国の気温により変化をもたらす味わいの変化を、
厳密に調査し、蒸留所と原酒を選び抜き、
ブレンドすることなく本来の味わいを楽しめるようなラムを、
1999年より「ラムネイション」と言う名前でリリースしました。

単一蒸留所で違う熟成年数の樽をブレンドすることなく、
ユニークで記憶に残るようなラムを、
シングルモルト同様に限定でボトリングしています。


Appearance
深い琥珀色。マホガニーのよう。

Nose
最初は子供が好きそうなチーズクラッカーのような香りがあり、
甘いサトウキビジュースの香りとたるの内側の焦げた部分の香りが漂う。

Palate
活き活きとしていてスパイシーな味わい。
砂糖漬けの果物やヴァニラのお菓子と
サトウキビジュースの甘さが上手く調和している。

Aftertaste
とても長い。リコリスのニュアンスとコーヒーや
ホワイトチョコレートの味わいが上手く溶け込んだような
食後酒には最適と思われるラム。

Comments
軽く楽しみたい時やラムのことを考え始める最初の段階で、
まずはこのラムを試してもらいたい。
葉巻を吸われる方にはモンテクリストNo.4と
是非一緒に試してもらいたい。
なぜならこのラムとの組み合わせは、
これ以上無いと言っても過言ではないほど
完璧な組み合わせだと思っています。


★ラムネイション ペルー 8年 42度 700ml★

マルティニーク


蒸留所の名前を出さずに、
その地域の特徴を楽しんで欲しいと言う目的でラムネイションはボトリングされています。

マルティニークの「オルダージュ」はアグリコールの良さを実感させてくれる一本です。



カリブ海とラテンアメリカの「精神」とも言える、
サトウキビを蒸留した3世紀以上の歴史を持つお酒。

長い歴史の中で「rum」「rhum」「ron」と、
地域により呼び名が変わってしまったが、
その精神は今も活き続けています。

それぞれ「香り」「味わい」「個性」があり、
国や地域によりその味わいが違います。

赤道や南国の気温により変化をもたらす味わいの変化を、
厳密に調査し、蒸留所と原酒を選び抜き、
ブレンドすることなく本来の味わいを楽しめるようなラムを、
1999年より「ラムネイション」と言う名前でリリースしました。

単一蒸留所で違う熟成年数の樽をブレンドすることなく、
ユニークで記憶に残るようなラムを、
シングルモルト同様に限定でボトリングしています。

Appearance
古いアルマニャックのような琥珀色。
Nose
ワインのよう。子供向けのチーズクラッカーや力強いコーヒー、リコリスの香りがゆっくりと感じられる。
Palate
最初の印象は辛くアルコールの味わいが、嫌味無く感じられ、後から甘さとバター、サトウキビ、ホワイトチョコレートなどの味わいが感じられます。
Aftertaste
充実していて温かく、切れが良い、素晴らしいフィニッシュ。
Comments
ラムアグリコールらしさをかんじることの出来るラムで、サトウキビを絞ったサトウキビジュースのみを使い造られる事による素晴らしさを感じる、フランス領のマルティニーク島産のラム。



★ラムネイション マルティニーク 12年 43度 700ml★

2011年5月2日月曜日

ミドルトン

1825年創立の古い蒸留所。
1975年に新しい蒸留所を同じ敷地内に増設し、
「ヒューイッツ」「ダンガーニー」「マーフォーズ」「パディー」「レッドブレスト」「パワーズ」「グリーンスポット」「ミドルトン」などなど
沢山の銘柄を造っている、ジェームソンと同グループの蒸留所です。

そもそもは、あちこちで造られていた銘柄を、
このミドルトンで造るようになり、
その中でも一番新しい銘柄がこの「ミドルトン」だそうです。

一番新しい銘柄を
一番最高なウィスキーにしよう
と言う考えから生み出されたブランドだそうです。

★【16%OFF】 ミドルトン ベリーレア 40度 700ml★
4つのポットスティルを設置し、
3回蒸留に力を入れている蒸留所です。
4つのうち2基はウォッシュ・スティルとして稼動し、
残り2期をフェインツ、スピリット・スティルとして稼動させています。

ブレンド用のグレーンもここで造られていて、
コラムスティルも併設されているそうです。

通常はトウモロコシを原料にグレーン・ウィスキーを造りますが、
大麦や小麦も時折使用されているそうです。

グレーンにも3回蒸留が一部適用され、
3つの違ったタイプの蒸留器が設置されていて、
1回目はビア・コラムで蒸留され、2回目は抽出コラムと言う蒸留器で
フーゼル油などが除去され、水を加えられ20度までアルコール度数を落とし、
3回目の蒸留を精留塔によって行われ、94.5度のスピリットを作り出しています。

熟成は通常、シェリー樽を使用し、
スペインで樽の製造から関わり熟成しています。
最近は、ポート・パイプ、マデラ・ドラム、マルサラ・カスクなどの樽を使用し、
ジェームソンゴールドなどのブレンドに使用しているそうですが、
多くはバーボンのバレルを使用し、
ワイルド・ターキーやヘブンヒルを中心に、
ジャックダニエルも一部使用していると言われています。

そんなこだわりを持った高級アイリッシュ。「ミドルトン・ヴェリーレア」
ミディアムでスムースなボディに、
軽快でほんのりとした甘さがあり、
デリケートな味わいが身上のウィスキーです。