「未来の食卓」

農薬が原因でガンや糖尿病、白血病を引き起こしていると言う事実を、
ちょっと説教臭く、
分かりやすく、
恐怖心を煽る事無く見せてくれるドキュメンタリーです。
舞台はフランスのガール県と言う小さな村の小学校。
小学校の給食と地域の施設に向けて、
オーガニックの食事を推進している町長を追いかけながら、
農薬を使った農業の怖さをじわじわと伝えてくれています。
ワインの原料となるブドウを育てるのに、
宇宙服のような防護服を着て農薬を撒いても、
散布後は8日間も鼻血が止まらないっていう話や、
ぶどう畑が農薬のせいで年々痩せて行っていると言う話が、
意外に身近で敬遠していたBIOワインの見直しも、
ちょっと真剣に考えねばなぁと思わされました。
フランス政府はこんな事実をしっかりと受け止めていて、
一昨年
「サルコジ大統領は、この削減は可能ならば10年以内に実施、代替物質整備も加速すると宣言、半減計画を1年以内に提案するようにバルニエ農相に要求した。また、最も危険な物質の緊急の禁止も約束した。
他方、有機農業に関しては、利用総耕地面積中の有機面積の比率を現在の2%から2012年に6%、2020年には20%に増やすという当初案がそのまま認められた。また、公共食堂の有機食材注文割合を20%に引き上げる目標も承認され、市町村長への権限付与など、実施方法は法律で定められる。」
と言う決議もなされているのがさすがと思わされました。
こちらも参照してみてください↓↓↓
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/chemical/06070101.htm
オーガニック、BIOと言うと、
高い、説教臭い、面倒。。
などと、ちょっと敬遠しがちで、
オーガニック大国のアメリカから言わせると、
今さら何言ってるの?!見たいな事を言われそうですが、
たまには真面目に考えてみるのもええですね。

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