銀幕の雫: 4月 2011

2011年4月29日金曜日

コラレホ


驚くほどスムースなグアナファト州の手造りテキーラ

テキーラのほとんどはハリスコ州で生産されていますが、
この「コラレホ」は例外的に、
ハリスコ州の東側に隣接するグアナファト州にて生産されています。

しかしメキシコではこの「コラレホ」を知らぬ者はいない
と言えるほどの知名度を持ったテキーラで、
その驚くほどスムースなテイストは地元の多くの人々を魅了し続けています。

また、
コラレホは山奥で造られる実直なテキーラとしてのイメージが確立されていて、
アガベの栽培年数も最低8年と長く、
皮や芯を非常に丁寧に取り除く手作業が純粋で
雑味の無いテキーラの味を作り出しています。

コラレホは数あるテキーラの中でも、
もっともスムースでメロウなテキーラの一つです。

ブランコは、
アルコール臭はほとんど無くフルーツの香りの中に
若干のスモーキーさを感じます。
ボディは太くアガベ由来の甘みがあり、
苦味もほとんど感じません。
アフターテイストにはフローラルな香りがやってきます。

レポサドは、
アメリカンオーク、フレンチオーク、
エンシノオークでそれぞれ4ヶ月熟成させてものを独自にブレンドしており、
レポサドの傑作とも呼ばれます。
シナモンや柑橘類、ペッパーなどを感じるその複雑な香りは、
3種類の樽によるもの。
アフターテイストには蜂蜜のような風味も感じます。
アネホは
アメリカンオークのみを使用して1年以上熟成させたもの。
こちらはレポサドとは違いアメリカンオーク特有のバニラ香が前面に出ています。
エレガントという言葉がピッタリの
優雅なパーティーなどにも使えるテキーラです。

コラレホのボトルは非常にメキシコらしいデザインの背の高いもの。
プレゼントとしてもたいへん喜ばれるボトルです。



★【43%OFF】 コラレホ アネホ 100% アガベ 38度 700ml★

2011年4月28日木曜日

甕雫

十数年前。。
まだ大阪の酒屋さんで働いている頃。
バブルが弾けてまだ間もない時代の話。。
ウィスキーと日本酒、ワインが売上のほとんどを占めていたころ、
地酒の蔵元へしょっちゅう出かけては
勝手に蔵の中を色々と見たりして楽しい時代でした。
ウィスキーもシングルモルトが台頭し始め、
今では閉鎖蒸留所になってしまったモルトや、
今では中々お目にかかれないモルトを
売れないなぁ~と言いつつ数百アイテムそろえて、
社長に「博物館を作るつもりか!」と、えらく怒られながらも、
まだ余力のある時代でした。

そんな時に起こったのが「O157」
生物を扱うお店が大打撃を受けて、
寿司屋さんでカレーを出していたことも。。。

売上の中心に居た日本酒が売れなくなり、
さぁどーしましょ!?と言うことになった時に、
身近にありながらも未知の世界だった焼酎の掘り起しを始めました。

まずは10日間ほどの九州巡業の旅。
福岡に入り、レンタカーを借りて、
当時はまだカーナビなんかなく、地図を膝に載せつつ九州一周。
NETもそれほど普及していなかったので情報も無く、
手当たり次第に酒屋さんに入って見たことも無い焼酎を買い漁りました。

で、買って帰ったのが400本ほどの焼酎。
原料別に並べて、片っ端から試飲。
3日ほど掛けて試飲をして、面倒なので◎○△×の4段階評価。
ストレートとお湯割り、水割り、ロックで試してみて、
お酒の弱い私には辛い試練でした。。。

◎と○が付いた焼酎のラベルに書かれている住所や電話番号へ連絡して、
もう一度九州へ。
清酒の造り方はしっかり頭にあったので、
それらを元に焼酎の蔵元さんと話をしていると、
なんだか雰囲気と言うか、話のニュアンスが清酒と比べると柔らかい。

暖かい気候のせいなのか?
まだ大阪では売られていない銘柄が多かったためか?
「おらの酒が大阪で売れんのかぇ?」と向こうも半信半疑。

まぁそんな事言わず、まずはトライアルで販売させてください!と、
数本から直送してもらい100アイテム近くの焼酎を一気に仕入れて販売し始めました。
 もちろん社長には「また博物館を作るつもりか!」とえらいお叱りを頂きましたが。。。

いつもはモルトやバーボンを買われるお客さん、
いつもは日本酒を買われるお客さん、
顔見知りの常連さんに声を掛けて「とにかく飲んでみて」と
半ば強引に焼酎を色々と飲ませ、
原料別、飲み方別で飲んでもらいながら、
蔵の写真やら、蔵元のオッサンの写真やら、蔵の周りの写真を見せつつ、
半年ほどかかりましたが、何もしなくてもボチボチと売れるようになって来たときは嬉しかった事を覚えています。

そーこーしてると焼酎ブームがやって来て、
せっかく集めてきた焼酎があちこちで販売されるようになって、
東京でも売れるようになって、
蔵のオッサン達もいつの間にか標準語を話すようになって。。。

まぁ気に入った焼酎たちが、あちこちで人気になったのは嬉しかったですが、
ちょっと焼きもちしたい気分になってました。。。


と、何でこんなにだらだら書いたかと言うと、


京屋酒造 芋焼酎 甕雫

https://www.seijoishii.com/d/53836

懐かしいあの頃の焼酎がうちのNETページでも販売が出来るようになって、
すっかり春の陽気にやられて、昔話を思い出してました。。。

あぁ~こう言うのをダラダラと人に言いたくなるっつーのは
オッサンになった証拠よなぁorz

Royal wedding

明日29日はロイヤルウェディング。
ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんがご結婚とあって、
暫くぶりに明るいニュースがテレビを賑わしてくれそうです。

イギリス王室と言えば、
1998年に創立100周年を迎える節目に、
チャールズ皇太子の立会いの下、
ゴードン&マクファイルの資本投下で再建を果たしたと言うのも
まだ記憶に新しいところ。

色んなボトリングがリリースされてきましたが、
こんなのを発掘してきましたのでご紹介。

それぞれ数本ずつしか残ってませんが、
まぁお祝いと言うことでw




★【53%OFF】 ベンロマック シングルカスク ラチチュード 57度 700ml★




★【53%OFF】 ベンロマック シングルカスク ラチチュード 55度 700ml★

パトロン

世界最高級のウルトラプレミアムなテキーラを造る事を目指し、
メキシコのテキーラ市に新しく造られた蒸留所で、
最高品質のテキーラを造り続けられている、
パトロン社「PATRON SPIRITS COMPANY」

イギリス領のアンギラ島にあるラムの蒸留所にて、
同じ信念の元で最高品質のラムを造られています。

そのラムがこの「パイレーツ・ピストル」です。

酒名の「ピストル」とは、
イギリスの帆船が運んでいたボトルにちなみ、
375mlの小さなボトルに、
彼らが造るテキーラ同様に、
最高品質のラムをボトリングされました。

このラムは、連続式コラムを使用せず、
シングルモルトと同様の銅製のポットスティルを使用し、
深みのある味わいと、香り高い風味を楽しめる、
原酒を醸し出します。

この原酒に、カリブ海の様々な蒸留所で造られた、
ろ過されていない、彼らが認める味わいのラムを取寄せ、
9種類の原酒をブレンドし、
ブレンドされる事によって、
この世界最高級とも言われるラムが誕生しています。

このブレンドした原酒を、
フランスのリムーザンオークと、
アメリカのスィートオークで熟成され、
更に磨きがかけられた後、
ボトリングされています。

まろやかな甘口の優しい口当たりと、
奥行きのある深い香りが楽しめる、
この最高級のラムを、
香りを楽しむにはフロートや、
味わいと優しさを楽しむにはミストで、
是非じっくりとお楽しみください。


★【34%OFF】 パイレーツ ピストル 40度 375ml★

2011年4月26日火曜日

ジョージディッケル

テネシーウィスキーと言えば「ジャックダニエル」を想像しますが、
もう一つの蒸留所「ジョージディッケル」も隠れた?銘酒を造っている蒸留所です。

樽由来のバニラ香が際立った軽めのテネシーウィスキー。
とってもアロマティックで、これからの季節にはソーダ割りがオススメ。
爽やかな飲み心地がとっても良い感じです。

2006年に蒸留された原酒を詰めた樽の中から厳選した樽のみをボトリングした、
バレルセレクト。

アルコール度数を43度に抑えた所が、飲み方も考えられたように思えます。



★【60%OFF】 ジョージディッケル バレルセレクト 2006 43度 750ml★

ジョージディッケル独特の製法とも言える、
ステンレス製の発酵槽で3~4日間、自然発酵された後、
2回蒸留され、テネシーウィスキー特有のチャコール・メローイングをする前に、
冷却ろ過がされています。

この工程を経るため、口当たりの優しい、
風味高いウィスキーが仕上がっています。

貯蔵はバーボンと違い、
海抜300メートル以上の丘の上にある、
平均12度程度の温度に保たれた
木製フレームに亜鉛でメッキされた鉄で出来た平屋で熟成されています。

食後にデザートを楽しみながらでも似合いそうな優しい味わいのウィスキーはいかがですか?!

30年

30年熟成のモルトを3つ。

なかなか30年物のモルトを飲む機会などありませんが。。
在庫を見てると30年物が3つも並んでいました。

グレンフィディック蒸留所の敷地にある小さな蒸留所「バルヴェニー」
小規模ながらもフロアモルティングがなされていて、
長いネックと球根状に膨らんだ特徴のあるボディをした蒸留器から生まれる
複雑でフルーティーな味わいのウィスキー。

30年熟成した原酒の味わいをそのままに楽しんでもらおうと、
47.3度と言うアルコール度数でボトリングされています。
原酒ではないようですが、飲んで美味しい状態が、このアルコール度数だったんでしょうか。
定番のファウンダーズ・リザーブでも存分に味わえる、
ふくよかな味わいと、はちみつのような味わいがより一層楽しめるんだろうなぁ~
2009年度版のウィスキーバイブルでは92点の高得点。


★【29%OFF】 バルヴェニー 30年★


そのバルヴェニーを広大な敷地内に含む「グレンフィディック」
フィディック川から取られた酒名で、
45もの熟成庫を持ち、シングルモルト普及に大きな貢献をした蒸留所のさきがけ。
ライトでクリーンな味わいの中に、ほのかに感じる柑橘系の味わいが人気になり、
世界で愛されるモルトとなっています。



★【45%OFF】 グレンフィディック 30年 40度 700ml★

スペイ川の東側にあるヘビー級の蒸留所の一つ。「グレンファークラス」
ヘビー級の謂れは、スペイサイドで最大のスチルを所有し、
重く、しっかりとした蒸留液を造り、
その味わいにしっかりと反映されているところから呼ばれているそうです。

直火炊きで蒸留されたスピリッツは、
ヨーロピアンオークで熟成されることによって、
グレンファークラスのフルボディの味わいが表現されています。
ボトルから見えるモルトの色合いも、かなり濃く見え、
蜂蜜のトフィーのような長い余韻が楽しめるそうです。




★【45%OFF】 グレンファークラス 30年★

「グレンファークラス」の25年でも、この色!
一度じっくりと味わってみたいですね。。。




★【47%OFF】 グレンファークラス 25年 43度 700ml★