銀幕の雫: 2月 2012

2012年2月27日月曜日

OSCAR

83回目にして初の外国映画が作品賞を受賞。
しかもサイレント映画。

すごぉー

「アーティスト」
http://artist.gaga.ne.jp/


マニア向けな映画の様で、
実は映画の神髄を突いた作品なのかもしれないですね。

巨匠スコーシージ監督も奇しくも、
映画を初めて見た時の感動を再現したと言う「HUGO」を引提げてのエントリー。
http://www.hugo-movie.jp/


巨匠らしくないメルヘンチックで、
一見子供向け?とも取れてしまう作品。

実は両方とも映画が好きで好きでたまらない人が造った、
映画が好きで好きでたまらない人のための映画の様。

それぞれ部門は違う物の、
5部門ずつの受賞と言う結果が嬉しい限り。

白黒、サイレントの映画創世記の造りを周到した作品と、
映画の魅力を存分に引き出すためのCG&3Dと言う両極端な作品ですが、
日本での公開が楽しみ!
アーティストはフランス制作のアメリカ・ハリウッドが舞台の作品、
ヒューゴはアメリカ制作のフランス・パリが舞台の作品。
これも何かの縁ですかね。。

もう一つ、
今回のアカデミー賞で助演男優賞を受賞した
「ビギナーズ」のクリストファー・プラマー氏。
かっこエエおじぃちゃんですが、
名前を聞いた時、どっかで聞いたなぁ〜、

。。。あ!
エーデルワイスの大佐?!
wikiると正解!
「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐
「王になろうとした男」「マルコムX」「インサイダー」
そう言えば、こないだ見た「ドラゴンタトゥーの女」にも出てました。。。
今年82歳だそうです。

やっぱり映画は奥が深くて面白い!

皆さんどんなスピーチしたのか、
これからじっくり見よーーっと。

2012年2月19日日曜日

ドラゴン・タトゥーの女

暗〜い、ドロドロした映画
と、勝手にイメージを持って見に行きました。

デビッド・フィンチャー監督。
マドンナやエアロスミス、ローリング・ストーンズなんかの
ミュージックPV監督から
エイリアン3で劇場映画デビュー。

セブン、12モンキーズ、ファイトクラブ、パニックルーム、
ベンジャミンバトン、ソーシャルネットワークと、
ヒット作連発の監督さん。

この映画のCMがかなり暗めやったから、
身構えて見に行きましたが、
フィンチャー節のオープニングからしっかり引き込まれ、
2時間以上の長さも感じられず、
ラストまでぐいぐい引っ張られ、
久し振りに面白い映画を堪能させて頂きました!と言う感じ。

面白くてスタイリッシュなこの映画の中には、
監督がお気に入りなのか、シングルモルトも登場してました。

雪降る寒い日に、
ダニエル・クレイグ演じるミカエルの家に訪れたクライアントの息子が、
「僕にも1杯もらえないか?」
「コーヒー?」
「いや、ウィスキーを」
と、キッチンカウンターに置いてあったクラガンモアをストレートで。

その、クライアントの息子宅で、
一杯飲もう。と誘われて飲んでたのが、
ブルイックラディ。
グラスにストレートで注いで、
水で割ってました。

もともとはスウェーデンの映画「ミレニアム」が原作で、
この映画も3部作で制作されるとの事ですが、
ダニエル・クレイグは2作目以降は出ないと言う噂。

007で人気になったダニエル・クレイグのオヤジっぷりもかっこええのに、
今後が気になる所。

2012年2月2日木曜日

MARS WHISKY

マルスウィスキー
純国産のウィスキーながら、残念ながら日本では認知度が低く、
馴染みのない銘柄のようです。

ヨーロッパへは少し前から輸出がされていて、
既に高い評価を得、高額ながらも人気の商品のひとつとして扱われているようです。

鹿児島の焼酎メーカーが洋酒ブームの波に乗って、
1985年に信州の中央アルプスに信州ファクトリーを立ち上げ、
ウィスキーとブランデーの生産拠点としていましたが、
1992年を最後に蒸留を休止。

それまでに蒸留され、貯蔵されていた原酒を少しずつボトリングし、
主に海外へ紹介していたところ、
「MARS WHISKY」の認知度が上がり、
逆輸入された形になりましたが、
2011年に蒸留が再開される事になりました。

そんなマルス・ウィスキーの閉鎖前、
1990年に蒸留された原酒の中から、
1樽を選び、ボトリングしてもらう事ができました。

アメリカンホワイトオークに詰められた64.7度の原酒。
425本のみの限定品。

少々お値段は高くなりますが、
ヨーロッパが認めた高品質な純国産ウィスキー。

ぜひ一度お試しを!

お買い物は成城石井で。
https://www.seijoishii.com/d/61382