
100%アガベのテキーラのみをメキシコから輸入販売している
デ・アガベのマルコ社長よりお声掛け頂いて、
メキシコ国家が管轄するCTRテキーラ規制委員会のセミナーに、
日曜日の朝から参加して来ました。

本当は2日間かけて行われるトレーニングですが、
ギュッと7時間に凝縮した日本初の本格派トレーニングです。
講師はCTR上海のミルトンさん。
トレーニング内容は5つのカテゴリーに分けられていて、
1:テキーラの法について
原産地名称、製法、貯蔵法などに関する法、
テキーラのカテゴリーやクラスに関する法など、
かなり突っ込んだお話で、一番辛い時間だと思うので、
一番最初に話しますと言われてのスタートでしたが、聞いていて一番面白かったです。

2:テキーラの歴史と神話
アルコールの歴史から、メキシコのスペイン占領時代、
独立後のテキーラアシエンダの歴史等、これも聞いていて面白い。
神話の部分は日本の神話にも、世界の神話にも共通する部分があり、
もうちょっと時間を取ってもらって聞きたかったなぁ。
テキーラを飲むグラス「カバジート」に付いての話しや、
カクテル「マルガリータ」の歴史など、
こちらも興味深い話しが盛りだくさん。
3:アガベに付いて
アガベの語源、品種、生産地、生産方法、地域の差、
収穫までの話し等、とぎれとぎれに聞いた事はありましたが、
しっかりとまとめて聞けた事は今回が始めて。と言う情報量でした。
4:製造工程
さて、マニアな私はここが一番興味津々でしたが、そこはCTR。
規制委員会ですので、具体的な話しは、
それぞれの蒸留所によって製造方法や醗酵、熟成方法も異なるので。。
と、全体的なお話でしたが、
質問するとしっかりと答えてくれたのはありがたかったです。
アガベを絞ったジュースを醗酵させるための酵母は、
国が管理している7種類の酵母があると聞けたのは初耳でした。
5:テイスティング
ブランコ、レポサド、アネホの3種類をテイスティング。
ワインに通じる様な詳細なテイスティングシートが用意されていて、
こちらも勉強になりました。
みっちりとトレーニングを受けた後には、
CTRが発行する正式な修了書が手渡されて、
感慨無量w
こんなんもらったのって、高校の卒業式以来。。
(高校の卒業式は寝坊して参加してませんが。。)
で、ちょっと感動しました。
これを機に出来れば定期的に開催したいと、
マルコ社長はやる気満々ですので、
これからやって来るテキーラ熱に乗り遅れない様に、
しっかりと勉強したい方にはオススメのセミナーです。
酒販店や飲食店の方には、
CTRがプレートもお店のロゴ入りで発行(有料です)してくれますので、
ぜひ!!
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