銀幕の雫: 硫黄島からの手紙

2007年2月8日木曜日

硫黄島からの手紙

c4e74aa9.jpg「父親たちの星条旗」を見たので
やっぱり日本側の硫黄島シリーズも見ておかなければと
やっと見に行くことが出来ました。

クリント・イーストウッド監督ですが
劇中には英語はほとんど無し
どうやって演出したんやろ?
監督もこのクラスともなると解らん言葉でも
ニュアンスで解るんやろか?

今回は製作総指揮と脚本もこなした
ポール・ハギスのええ味と
アメリカ側と同じく淡々としながら
事実だけをしっかりと伝えようとする
監督の気持ちが141分の長尺に詰め込まれてます。

どうしても栗林中将役の渡辺謙に目が行ってしまいがちですが
物語は西郷と言う一兵卒の目線から描かれています
二宮和也が演じていますが、上手いというか
地そのまんま?戦時中の青年と言うよりも
現代の日本の若者を見ているような感じで
ある意味違和感なく感情移入してしまいましたが、
きっちり最後は生き残ってしまうと言うところが
オイシイ役どころやなぁ。。。

中村獅童演じる伊藤中将は実際もこういう人だったのかもしれませんが、
今の中村獅童をそのまんま映し出したような
頑固ながらも間抜けな役柄でププッ
反面、バロン西中佐役の伊原剛志はカッコえぇ~

この映画の中で飲まれているお酒
「ジョニーウォーカー」
盃で栗林中将と西中佐が交わします
この時代のジョニーウォーカーって
スクリューキャップやったんかなぁ?
ピンキャップもあったとは思うが
絵的にスクリューキャップを選んだのか
そこまでこだわらなかったのか
スクリューが正解なのか。。。謎

渡辺謙さんがハリウッドでもてはやされていますが
(もちろん演技が上手いから)
この作品をきっかけに日本人俳優がハリウッド作品で
活躍してくれるのを楽しみにしたいですね

松坂効果で映画にも日本人枠が増えるかな?!

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